道内企業の倒産28件 2か月連続で増加 中小・零細企業を中心に懸念続く 帝国データバンク 北海道
民間信用調査会社の帝国データバンク札幌支店がまとめた10月の北海道内の企業倒産件数は28件となり、前年同月および前月と比べてともに2か月連続で増加したことがわかりました。
2000年以降の10月としては5番目に多い水準です。
負債総額は26億6800万円で、10億円以上の大型倒産が発生しなかったことから、前年同月と比べて48.0%減少しました。
負債規模別では「5000万円未満」が11件と全体の約4割を占めており、小規模企業の倒産が中心となっています。
業種別では「建設」「卸売」「小売」「運輸・通信」がそれぞれ5件で最も多く、原因別では「販売不振」がおよそ8割を占めました。
帝国データバンク札幌支店によりますと、円安水準の継続や原油高による調達コストの高止まりに加え、最低賃金の引き上げに伴う人件費の負担増や、追加利上げによる借入金利の上昇などが企業経営を圧迫しているということです。
今後はコスト上昇分を価格転嫁できず資金繰りが限界に達した中小・零細企業を中心に、倒産ラッシュが続く懸念があると分析しています。
11/04(水) 20:27
