小樽市の水産加工「丸一土井水産」が自己破産を申請 ホッケ不漁と価格高騰響く 帝国データバンク
帝国データバンク札幌支店によりますと、北海道小樽市の水産加工品製造業者「丸一土井水産」が、11月6日に札幌地裁小樽支部へ自己破産を申請しました。
負債総額は約3億1500万円にのぼります。
同社は1905年(明治38年)創業の業歴120年を超える老舗で、1975年に法人改組されました。
北海道産のホッケを使った「ホッケフライ」を主力に、エビフライなどの冷凍フライや焼魚・煮魚の加工を手がけ、道内のスーパーマーケットや学校給食、居酒屋チェーンなどに供給していました。
全国放送のテレビ番組でホッケフライが紹介されるなど知名度も高く、2026年6月期には約2億8000万円の売上高を計上していました。
しかし、近年は主力原料であるホッケの漁獲量減少により仕入れ価格が高騰した一方、販売価格への転嫁が思うように進まず、採算が悪化。
2024年6月期以降は3期連続で赤字を計上するなど厳しい経営が続いていました。
先行きの見通しが立たなくなったことから、事業継続を断念し、今回の措置となりました。
11/06(金) 18:45
