ファンヒーターやこたつなど “省エネ”の暖房器具が人気 灯油価格の高騰で…火災に注意 北海道
冬の足音が近づくこの季節。
暖房器具の準備を進めている人も多いと思いますが、灯油などの高騰をうけて、省エネを売りにした商品への人気が高まっています。
一方で、安全に使うために注意も必要です。
(藤得記者)「売り場にはストーブがずらりと並びますが、ことしの秋はファンヒーターが人気だということです」
こちらは札幌市内のホームセンターです。
2026年は持ち運びが可能なファンヒーターが人気です。
店によりますと、寒さの訪れが早まっていることなどから、2025年の同時期と比べておよそ4割も多く売れているといいます。
“朝など冷える時間に部屋を少し暖めたい!”
そんなニーズが高まっているようです。
(ジョイフルエーケー屯田店 永島一保ブロック長)「燃料高騰の影響もありまして、こちらの機種はエコモードという機能がついていまして、節約をすることもできます」
省エネ機能がついているのも人気の理由の一つです。
設定温度に合わせて自動で運転を止めたり再開できるため、灯油代と電気代を合わせて1シーズンで最大1万1700円の節約につながるといいます。
石油情報センターによりますと、道内の灯油の配達価格は1リットル当たり158.2円で、先週から3円の値上がりとなりました。
中東情勢の緊迫化を背景に、仕入れ価格の高止まりが続いていて、北海道は全国平均より10円ほど高くなっています。
(来店客)「(灯油代は)高いけど仕方ない。時代なので」
こうした中、脚光を浴びるのが、灯油を使わない暖房器具です。
(藤得記者)「日本の冬といえば、ミカンとこたつです。いま、灯油を使わない暖房器具・こたつが注目を集めています」
かかるのは電気代のみで1時間あたり5円ほど。
灯油価格が上昇する中、改めていま注目が高まっています。
(ジョイフルエーケー屯田店 永島一保ブロック長)「部屋を暖めたいときにはファンヒーター、体を少し温めたいときはこたつが大変便利になっておりますので、そのような使い分けをしていただければよいかと思います」
一方で、暖房器具を使い始めるこの時期に特に注意が必要なのが…
ストーブによる火災です。
札幌市内ではストーブが原因の火災発生件数は近年20件台で推移していましたが、2025年は35件と増加しました。
(札幌市消防局 藤原光崇さん)「カーテンや布団など燃えやすいものをストーブの近くで置かないようにお願いしております。またこの季節、室内で洗濯物を干すことが多くなると思いますので、ストーブの上で干したりしないようによろしくお願いします」
灯油価格が高止まりするなか、暖房費の負担を抑えながら安全に冬を乗り切ることが大切です。
