「暗い色の服でわからない」 12月にかけて夕暮れ時の事故急増 “反射材”活用で事故防止を 北海道
過去5年間に起きた歩行者と車の事故の件数です。
日が落ちるのが早くなる10月から12月にかけて急増しているのがわかります。
さらに、夕方以降の暗い時間に多くの事故が起きていることがわかります。
日没が早まるこれからの季節に事故を防ぐためには、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
(鷲見記者)「横断歩道じゃないところを歩行者が渡っていきます」
日が暮れた時間帯の札幌市内です。
薄暗い歩道から横断歩道ではない場所を渡る歩行者の姿がー
(鷲見記者)「暗い色の服を着ていると直前までわからなくて怖い」
暗い色の服は暗がりに紛れてしまい、車のすぐそばに来ても目を凝らさないと確認できません。
特に事故が増える夕暮れの時間帯に運転手から歩行者がどのように見えるのか、講習会が開かれました。
突然ですが、ここで問題です!
服の色に見立てたパイロンが並べてありますが、何本あるかわかりますか?
(鷲見記者)「一番右が白なのは確認できるがほとんど見えません」
ハイビームで車のライトをつけると、7色のパイロンが見えるようになりました。
茶色や黒など濃い色は運転手からはかなり見えにくいことがわかります。
さらに、暗い時間帯に注意が必要なのが「蒸発現象」です。
(鷲見記者)「対向車線の車のライトで歩行者が消えたように見えます」
対向車の前を歩行者が通ると、ヘッドライトの明るさにより姿が見えなくなってしまうことを「蒸発現象」といいます。
(講習会の参加者)「薄暮の時間帯は危ない。スピードを出しすぎないように注意したいと思った」
これは過去5年間で発生している歩行者と車の事故の件数です。
10月から12月に増加していて、中でも薄暮の時間帯に多くの事故が発生しています。
事故を防ぐために効果的なのが「反射材」の活用です。
反射材がない場合、歩行者はほとんど見えませんが、反射材があると、同じ黒い服でも人がいることがはっきり分かります。
(道警本部交通部 村越俊文管理官)「自分の身を守るため、車から自分の姿は見えていないかもしれないという気持ちで、明るい服装や反射材を活用して、目立つようにしていただきたい」
日没の時間が早まるなか、事故を起こさないために、歩行者と車それぞれが危険を回避するための意識を高めることが重要です。
