子どもの“注射嫌い”を解消 1回の接種で効果も続く インフルエンザ…鼻にスプレー噴射タイプが人気
北海道内でインフルエンザの流行が広がっています。
医療機関では連日患者が訪れる一方、子どもたちの“注射嫌い”を解消する予防接種を受ける人が増えています。
夏場からインフルエンザの患者が出始めている札幌市内のクリニックです。
38℃ほどの熱が出ているというこちらの女性も、受けていたのはインフルエンザの検査です。
(患者)「体がだるくて起きられなくて。少し喉のイガイガ感や咳も出るようになって少ししんどい」
検査の結果、女性はインフルエンザではありませんでしたが、こちらのクリニックでは多い日で10人ほどがインフルエンザと診断されることもあるといいます。
札幌市では10月18日までの1週間に、1医療機関あたりの感染者が13.51人。
前の週より下がったものの、目安となる10人を超えていて、引き続き「インフルエンザ注意報」が発表されています。
札幌市によりますと、注意報の発表時期は2025年より3週間早いなど、流行が例年より早く進んでいるとみられ、引き続き注意が必要です。
(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「現在はほとんどA型インフルエンザが流行しております。流行開始が早いけれども、B型インフルエンザも例年、年が明けると流行してきますので、春先までは十分な警戒が必要」
こうした中、感染を防ぐのに有効なのがワクチンです。
札幌市中央区にある小児科には、予防接種を受けるため多くの親子が詰めかけていました。
注射の痛みは悩みの種。
そんな子どもたちに朗報がー
注射ではなく、鼻にスプレーを噴射するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト」です。
接種の対象は2歳から19歳未満まで。
13歳未満の子どもでも、1回の接種でワンシーズン効果が続くのが特徴です。
(中学生)「そんなに気持ち悪い感じもしないですし、痛くないしすぐ終わるので楽かなと思います」
こちらのクリニックでは11000円と高額ですが、希望者は全体の半数ほどを占め、10月の予約枠はいっぱいだといいます。
(円山ため小児科 多米淳院長)「お子さんの場合はやはり痛みというのは結構きつい、つらいですので、痛みがないワクチンということではやはり需要があるというふうに思っています」
例年よりも早く猛威を振るうインフルエンザ。
ワクチンによる予防接種に加え、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策が重要です。
