北海道に「冬の嵐」到来 各地で初雪…暴風被害相次ぐ 停電でJR運休 強風でクレーン動きけが人も
10月28日の北海道内は、上空に12月上旬並みの強い寒気が流れ込んだ影響で、札幌を含む広い範囲で初雪を観測しました。
一方で、オホーツク海で発達した低気圧の影響で、道内各地で暴風による被害が出ていて、このあとも注意警戒が必要です。
上川の比布インターチェンジ付近を走行する車。
外は一面銀世界です。
さらに、函館でも走行する車に雪が積もっていました。
28日の道内は上空に12月上旬並みの強い寒気が流れ込んだ影響で、広い範囲で初雪が観測されました。
札幌でも午前2時ごろ「初雪」を観測。
気象台によりますと、札幌での初雪の観測は平年と同じで、2025年より5日遅いということです。
(友保記者)「札幌でもあられが降ってきました。風が吹くととても寒いです」
また、札幌では午後3時までに最高気温が6.5℃までしか上がらず、今季1番の寒さとなりました。
(札幌市民)「急に雪が降ってきたなと。さすがに(コートを)着てくればよかったな」
一方、旭川ではー
(佐野カメラマン)「雪とともに肌に突き刺さる寒さです」
午後3時までに上川の層雲峡で18センチ、朱鞠内で14センチの積雪が観測されています。
また、西高東低の気圧配置が強まり、日本海側や太平洋側西部を中心に一時、暴風警報が発表されました。
最大瞬間風速31.7メートルを観測した道南の江差町では、消防によりますと、漁港に設置された屋根が強風の影響ではがれたということです。
屋根は道路をふさぎ、付近の車にあたるなどしました。
(近くにいた人)「あそこにあるのが全部飛んできた。すごい音がして、私の車も傷ついた」
また、札幌では最大瞬間風速24.1メートルを観測。
南区では倒木が発生しました。
この暴風と雪の影響でけが人も出ています。
伊達市では鉄骨がぶら下がったクレーンが強風で動き、男性にあたる事故がありました。
男性は意識がない状態で病院に搬送されています。
また、室蘭市や留萌市でも高齢の男女が転倒し、病院に搬送されています。
(簑島カメラマン)「停電しています」
さらに、道内各地では停電が相次いで発生していて、北電が復旧を急いでいます。
一方、交通機関にも影響が出ています。
JR北海道では停電による設備点検のため、根室線の浦幌ー白糠間で運転を見合わせていて、特急など合わせて11本が運休しています。
暴風のピークは過ぎていますが、29日にかけて風の強い状態が続く見通しで、引き続き、注意が必要です。
