ライブで宿泊難民相次ぐ札幌 シェアオフィスで受け入れも「ホテル料金より安く」商機見出す新たな動き
札幌では10月下旬から11月中旬にかけて有名アーティストのライブが集中します。
過去にはファンが宿泊先に困る問題もありましたが、今回はあの手この手で受け入れようという動きがあるようです。
冬支度が始まる札幌。
初雪よりも前に舞い降りようとしているのが、人気グループ・SnowManです!
札幌では10月末から大物アーティストのライブのラッシュが始まります。
ここに商機を見いだそうと様々な動きがあるんです。
札幌市内のカラオケ店。
ライブの前後は多くのファンの来店が予想されますが、今回新たな取り組みを始めます。
(店員)「クッションとブランケットお使いになられますか?」
(大森記者)「こちらのカラオケ店では、ライブの開催に合わせて特別なプランが用意されています」
通常営業が終了する午前6時以降も滞在できる特別プランを用意しました。
ライブ期間中の10月30日と31日の2日間限定。
(タカハシエンターテイメント 志摩勇樹さん)「(ライブの余韻に浸りつつ)カラオケを歌っていただいたり食事も楽しめますので、お客さまにはゆっくりくつろいでいただきたい。コンサートの時に宿泊先に困っているという声を聞きまして、やはり企業として何か皆さまにできることはないかと」
札幌ではこれまで、有名アーティストのライブが開催されるとホテルが軒並み埋まり、いわゆる「宿泊難民」が続出。
受け入れ態勢の整備が大きな課題となっていました。
(札幌ビューホテル大通公園 森野伊智さん)「こちらがツインルームでございまして、友達同士やカップルに人気のタイプになります。複数名で来られる方が多いので、このタイプが人気となっています」
札幌中心部のホテルでは、10月末はすでに満室に近い状態だといいます。
(札幌ビューホテル大通公園 森野伊智さん)「8割9割くらいまで埋まっている状態で、多くのお客さまがいらっしゃるのかなというところ。アーティストによってはどうしても発表と同時に一気に予約が入りまして、ほぼ満室の状態で当日をお迎えしたという経験もございます」
ホテルが見つからない…
そんな人に向けた受け皿が意外なところにありました。
(百瀬記者)「こちらシェアオフィスとして利用できるのですが、マットレスも用意してあります」
普段は仕事や勉強のために貸し出しているシェアオフィスです。
通常のホテルよりも割安の価格で、翌朝まで部屋を借りることができます。
マットレスや毛布はもともと備えていたもの。
鍵付きで安心して休憩できるとあって、2026年3月の嵐のライブの際にも大勢のファンが利用したといいます。
(ARATANI BASE 荒谷邦浩さん)「今の段階ではちょっと(ホテル)不足じゃないかと。ホテル料金よりは安く提供させてもらいたい。道外の方に『こういった場所もある』と発信していきたい」
大型イベントで繰り返されてきた札幌のホテル不足。
ライブを心置きなく楽しんでもらおうと、受け入れる側の工夫が広がっています。
