【解説】緊急地震速報とは 「震度5弱以上」予測で発表 “強い揺れ”来る前に通知する仕組み
緊急地震速報はどのような仕組みで発表されているのでしょうか。
地震が発生すると、「早く伝わる弱い揺れ」と「遅く伝わる強い揺れ」があるのですが、はじめに来る「弱い揺れ」をまず地震計がキャッチします。
そこから気象庁が震源や規模、想定される揺れの強さを自動計算し、「震度5弱以上」を予測した場合に緊急地震速報を発表します。
強い揺れが来る前に、スマートフォンなどに伝えることになります。
これにより身を守る行動をとったり、エレベーターから降りたり、乗り物を停止させたり、工場の稼働を停止させたり、病院で手術の手を止めるなどの猶予時間ができます。
なぜ、今回は「誤報」になってしまったのでしょうか。
今回、気象庁は「マグニチュード6.9」の地震を、システムが「マグニチュード9.9」と過大に推定してしまったと説明しました。
その原因については、昨今相次いでいる「サイバー攻撃」ではないとしていますが、詳細は調査中としています。
地震などに詳しい北海道大学の高橋教授によると、「システム的な原因ではあろうが原因を推測するのは難しく、気象庁の原因究明を待ちたい」ということです。
また、今回は「非常に珍しいケース」のため、次、緊急地震速報が来たら必ず避難するなどの行動をとっていただきたいとも話しています。
10/16(金) 16:03
