暖房のフィルター掃除で灯油代節約 週1回の手入れで1シーズン1万4000円の差 ストーブの使い方
週末にかけて強い寒気が流れ込む見込みとなっており、暖房機器を使用する家庭が増える時期を迎えました。
家庭の暖房費を抑えたい方に向けて、石油やガスファンヒーターをお得に活用する方法が注目されています。
温風を勢いよく送り出すファンヒーターをお得に使用するための鍵となるのが、フィルターの掃除です。
暖房機器を使い始めるシーズン初めには必ず掃除を行うことが重要とされています。
オフシーズンの使用していない期間に、フィルターへ埃が溜まっている場合が多いためです。
手入れを行う際は、掃除機を使用して埃を吸い取ることが大切です。
フィルターに付いた埃をタオルで拭いたりブラシで払い落とそうとしたりすると、網目が詰まったりフィルター本体を傷つけたりする原因につながる恐れがあります。
フィルターの清掃頻度について、推奨される目安は週に1回です。
フィルターは内部に取り込む空気を綺麗にする役割を担っています。
冬場に使用を続けていると、数日程度ですぐに埃が付着してしまうため、定期的な手入れが欠かせません。
実験では、フィルターを清掃しているファンヒーターと埃が溜まったファンヒーターを比較した場合、埃が付着したヒーターは灯油の使用量が14%も多くなることが判明しました。
実験における室内の温度変化を検証すると、フィルターが綺麗なヒーターは部屋全体が均一に温まる傾向がみられました。
一方で、フィルターに埃が付着していると、暖房付近の一部分のみが高温になり、温まった空気がすぐに天井付近へ上昇して足元が温まりにくい状態になりました。
効率的に部屋全体が温まらない結果として、余分な燃料を消費し、灯油の使用量が14%増加してしまいます。
1シーズンの暖房費の例では、フィルターを綺麗に保っている家庭で10万円ですが、埃が付着した状態では11万4000円となり、1万4000円もの差額が発生します。
週に1回のフィルター清掃について、手間に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、普段の部屋の掃除と同時にフィルターの埃も吸い取る習慣をつければ、大きな負担なく継続できます。
フィルターの掃除は、暖房費の節約という経済的な効果にとどまりません。
一酸化炭素中毒といった事故を未然に防ぐためにも、機器を常に正常な状態に保つ清掃は非常に重要です。
部屋の掃除とともにフィルターも小まめに綺麗に整えることで、経済的かつ安全に冬を乗り切る効果が期待できます。
