第50回“DoYou名言集”
「人は必ず歳をとる。しかし必ずしも老いる必用はない。歳は重ねるのだ。重ねればワインのように深くなる」byカール・ゴッチ
カール・ゴッチさんはベルギー生まれドイツ育ちのプロレスラー。
レスリングの技術を活かし強さを追い求め派手な技を嫌う。
そんなファイトスタイルのレスラーでした。
日本では現役引退後の姿は、多数の日本人レスラーの先生として知られております。
本当の強さを全面に打ち出して新しいプロレススタイルを模索していった
アントニオ猪木さんにその礎となる技術や思想を教えたそうです。
ジャーマンスープレックスというプロレスで1番美しい技があるんですけど
これの発案者でもあります。今日の言葉はいいですね。久々に名言らしい名言!
「人は必ず歳をとる。しかし必ずしも老いる必用はない。
歳は重ねるのだ。重ねればワインのように深くなる」。
僕も今年の4月で44歳になったんですけど、
10年前、あるいは5年前と比べても確実に深いです。
自分で言っちゃいますけど。
でも別にカール・ゴッチさんの教えを守って
厳しいトレーニングを毎日していた訳ではないんですよ。
けっこうボーッとしていたような気もするんですけど。
そんな僕でも深くなる。
深くなるっていうのはなんでしょうかね。
僕の場合はより楽しくなる、音楽を聞く、ライブをする。
歌うという事もそうですけど、そういったことがより好きになってるし
より楽しくなっています。
誰しも歳はとるんです。
でも以外にゴッチさんが言うところの歳を重ねたからこそ
深くなってることって誰でもあるんじゃないかなと思います。
そう考えると歳をとることって悪いことじゃないなと
むしろいいことだなと思ったりします。
20歳になったから出来ること。
30歳になったからわかること。
40歳になったから好きになったこと。
なんていうことが人はあるんじゃないのかなと。
そう考えると先々がかなり楽しいですよね。
今日の名言は人は必ず歳をとるっていう心理があって
それを自分の中でどう感じるかってことだと思うんですけど
実際に歳をとってあぁ深くなったな、なんてちょっとでも思える感じられるっていうのは
とってもいいことだなと思うわけでございます。
TELEXの2ndアルバム「Neurovision」の1曲目が「We Are All Getting Old」
“人はだれでも歳をとる”という曲。
2曲目が“Thank you My Time Thank you I Love” と歌われる「My Time」という曲。
曲順の流れが最高なんです。
このアルバムが発売されたのが20年前。
初めて聞いた時はそんな事思わなかったのにな。
M「My Time」(TELEX)