LIVE HOUSE タムラジオ

第66回“DoYou名言集”

2020年11月20日(金)

『トランプで配られたカードに文句を言うやつは絶対に勝てないんだよ。』 by YO-KING

真心ブラザーズのYO-KINGさん。倉持陽一さんですね。
この言葉は最近リリースした真心ブラザーズのアルバム
Cheer」(20201014日リリースの17枚目のアルバム)の
インタビューの中に出てきた言葉なんですけど。
なんと言いますか、誰もがわかる比喩を使い、そして深く実感できる
実に名言らしい名言だと思います。

インタビュアーの方が「本来ならばアルバム「Cheer」の楽曲を引っ提げて
全国を回ってそんな人たちを受け入れたいところですが」と話すんです。
そこに真心ブラザーズの桜井さんが「まぁ落ち着いたら旅しましょうよ」と答えます。
で、YO-KINGさんが言うんです
「よくいうけどさ、トランプで配られたカードに文句を言うやつは絶対に勝てないんだよ。
その配れらたカードでベストを尽くすしかない。生まれた場所、時代、性別もそうだよね。
そこに文句をいってるやつって幸せに慣れないから」

 

きっと今の世の中、この時代に生きてるその中での言葉ではあると思います。
でもきっとどんな世の中でもYO-KINGさんはこの考え方なんだと思います。
こう考えて生きてきたからこその、今この言葉なんだと思う。

 
この言葉は何かのせいにするなって事も多分に含まれていると思うんですけども、
でも同時に自分のせいにもするなと言う意味も込められているんだと思うんです。
配られたカードがダメだっていうのは俺が配ったわけじゃないし、
俺が選んだわけじゃないし、そこに関しては俺のせいじゃないよ。
この達観、覚悟とでも言うでしょうか。
地球は丸い、お腹はすく、疲れたら寝たい、そのほか諸々の事実。
その事実たちは圧倒的に正しいってことを前提に、
じゃあどうやって俺は楽しもうかと考えている人の言葉なんだと思うんです。

 

この言葉には哲学があるね。
ここで言う哲学というのは自分以外の人、物がたくさんとある世の中で
心や感情を持って生きていく為の考え方、知恵、とかってことかな。
そんな風に思います。このたくましさがとってもいいな、素晴らしいなと思うんです。

 

このインタビューはなかなか素敵なインタビューで他にも
「愛と自由って放っておくってことだから」とか
深い言葉が所々に出てきて面白かったな。
真心ブラザーズのニューアルバムもとっても格好良かったです!

 

 

結成25周年を迎えたSCOOBIE DOというバンドの名曲を
コヤマシュウさんという方がカバーした曲をお聞きください!

 

M「つづきのメロディー」(SCOOBIE DO

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