今回は食事の後編！

山口「俺は音楽のことしかわかんないけど、それが例えば、
　　　ハイカルチャーである雅楽とかでもいいし歌舞伎とかでもいいし」
加藤「わかるよ」
山口「陶芸とか、現代アートでも絵画でも芸術でもいいわけですよ。
　　　そこが生活にもっと入り込んでくれば、
　　　経済が文化のためにもう少しその余力を使ってくれれば、
　　　もうちょっと幸せっていうものはなんなのかっていうものが議論できる気がする。
　　　結局、経済イコール幸せっていうところが中心にありすぎる」
加藤「うん・・・その通りだと思う。
　　　音楽なんて、いわゆる原始人の時からあるわけじゃない。
　　　なんでなんだと。みんなが何か叩いて。
　　　よくわかんないけどなんか楽しみをみんな見つけてくるじゃない、原始的な人ですら。
　　　それって人間のDNAに入ってるもんで必要なものなんですよ」
山口「壁画に書いてありますよね」
加藤「そう、アートもそうだね。クスッて笑わすやつだとかもいると思うんだよ」
山口「いたいた絶対いた」
加藤「必要なんですよ、人間にとって絶対に必要で。
　　　そこに関してのものっていうのは普遍だということをみんなが理解しないと
　　　そこの価値っていうものが上がらないんで」