第62回 2021/12/5
2021年12月5日(日)
東京都写真美術館で「芸術の秋」を楽しんだ2人は今度は「食欲の秋」を満たすべく、東京・下北沢に繰り出します。もう何年も下北沢に来ていなかった加藤は、駅周辺の変わりように驚くばかり…。
加藤:いまの子たちに下北のイメージって。昔って、すげえ若者のオシャレな街って感じだったじゃん。
山口:いや、ちょっと種類が変わりました。ミュージシャンが減りましたよ、まず。ギターや楽器持って歩いてる人が減りましたから。
加藤:もう、そう言う街じゃないのか、今は。
山口:古着の街…、まあ。
加藤:若者の街であることには、一緒だよね。
山口:であるけど、昔みたいな、ちょっとこう、味のある感じは、ないですね。
加藤:どんどん、そうなっていくのかなぁ、こなれて来ると。
山口:ほら、駅前、こんなんですよ。
加藤:なにコレ?!
山口:これ、駅前っすよ。こんなんなったんですよ。
加藤:こっから、開発するのか…。何か…全然、進まない踏切みたいのあったじゃない、むかし。
山口:無くなったんっすよ。(小田急線が)地下になったから。
加藤:あ、そうか。まぁ、それはいいのか。いいことか…。ナニこれぇ~。
山口:ここと、ここの…。もう、何にもないっすよ。
加藤:もう、下北沢じゃないじゃん、これ!
山口:(爆笑)。いや、だから僕も、このあいだ来て、ビックリしたんすよ。ほら…。
加藤:ホントだ。全部こう、何て言うの、撤去とうのか…。
山口:ほら!
加藤:ええ~?!
山口:そっち上がると、もっと判らないですよ。
加藤:(しばしの沈黙のあと)もう、こんなに抜けちゃってるじゃん。
山口:そうなんですよ。駅もこんだけになってるんですよ、ほら。
加藤:へえぇ~~。
東京の下北沢は、小田急線の複々線化事業に伴って線路と駅が地下になったため、いま急激な再開発が進んでいます。それはつまり、かつて加藤が上京した頃のシモキタとは街がすっかり変わってしまったことへの驚きのようです。山口にとっても下北沢は、ギター持って路上パフォーマンスをしていた思い出の街。食欲の秋の前に、ちょっとした浦島太郎の気分に酔ってしまった2人です。
さて、下北沢のとある店に入った2人は、洒落た秋を感じるメニューを満喫しながら、お酒も入ってほろ酔い気分。すると山口は、いまサカナクションとして進めている「アダプト」プロジェクトや、音楽シーンのこれからのあり方などを熱く語ります。…今回は特に、魚民(サカナクションのファン)には聞き逃せないかも。
加藤:いまの子たちに下北のイメージって。昔って、すげえ若者のオシャレな街って感じだったじゃん。
山口:いや、ちょっと種類が変わりました。ミュージシャンが減りましたよ、まず。ギターや楽器持って歩いてる人が減りましたから。
加藤:もう、そう言う街じゃないのか、今は。
山口:古着の街…、まあ。
加藤:若者の街であることには、一緒だよね。
山口:であるけど、昔みたいな、ちょっとこう、味のある感じは、ないですね。
加藤:どんどん、そうなっていくのかなぁ、こなれて来ると。
山口:ほら、駅前、こんなんですよ。
加藤:なにコレ?!
山口:これ、駅前っすよ。こんなんなったんですよ。
加藤:こっから、開発するのか…。何か…全然、進まない踏切みたいのあったじゃない、むかし。
山口:無くなったんっすよ。(小田急線が)地下になったから。
加藤:あ、そうか。まぁ、それはいいのか。いいことか…。ナニこれぇ~。
山口:ここと、ここの…。もう、何にもないっすよ。
加藤:もう、下北沢じゃないじゃん、これ!
山口:(爆笑)。いや、だから僕も、このあいだ来て、ビックリしたんすよ。ほら…。
加藤:ホントだ。全部こう、何て言うの、撤去とうのか…。
山口:ほら!
加藤:ええ~?!
山口:そっち上がると、もっと判らないですよ。
加藤:(しばしの沈黙のあと)もう、こんなに抜けちゃってるじゃん。
山口:そうなんですよ。駅もこんだけになってるんですよ、ほら。
加藤:へえぇ~~。
東京の下北沢は、小田急線の複々線化事業に伴って線路と駅が地下になったため、いま急激な再開発が進んでいます。それはつまり、かつて加藤が上京した頃のシモキタとは街がすっかり変わってしまったことへの驚きのようです。山口にとっても下北沢は、ギター持って路上パフォーマンスをしていた思い出の街。食欲の秋の前に、ちょっとした浦島太郎の気分に酔ってしまった2人です。
さて、下北沢のとある店に入った2人は、洒落た秋を感じるメニューを満喫しながら、お酒も入ってほろ酔い気分。すると山口は、いまサカナクションとして進めている「アダプト」プロジェクトや、音楽シーンのこれからのあり方などを熱く語ります。…今回は特に、魚民(サカナクションのファン)には聞き逃せないかも。