加藤さんと山口くん

第65回 2021/12/26

2021年12月26日(日)
  • 加藤さんと山口くん
忘年会の余興として「ドンジャラ」に夢中になる加藤と山口。サカナクションのスタッフのヤスくんとサバちゃんも加わった4人で熱戦が続きます。しかし、言い出しっぺの山口だけが1回も上がることが出来ません…。

加藤:さあ、山口一郎だけが上がってません。…(上がり手が)三色になっちゃうよねぇ。

ヤス:そうっすよね。

山口:おかしいな。昔、ドンジャラめちゃ強かったのになぁ、オレ。

加藤:それはねぇ、記憶のすり替えって言うんだよ。

山口:しかま寿司みたいな?(編注:5月の小樽収録の際、山口が中学生の頃に小樽の「しかま寿司」の女将と付き合っていたと思い込んでいたものの、女将本人にあっさり否定されたこと)

加藤:そう。…オレからだね。

なかなか上がれない山口の尻目に、加藤、ヤスくん、サバちゃんは次々と上がりを積み重ねて行きます。ぼやく山口…。

山口:ちょっとぉ、なんかもうオレ、輝きを失ってるじゃん。泥団子みたいになってんじゃないの。

加藤:フフフ。まぁ、しょうがないよ。

山口:(失笑しながら)もう、絶対…。

加藤:しょうがないって。気負ってもしょうがないから。

ヤス:でも、これ(このゲーム)はすぐ終わりますね。オールマイティ入れてやってるし。

加藤:早いよ。

山口:天和(配牌で上がり手の形になってること)、やばいじゃん。

山口の嘆き節の場と化したドンジャラの卓。粛々とゲームは進み、僅か2巡目で早くもサバちゃんがリーチ。

加藤:ホラな、怖すぎでしょう。

山口:来るんだ、いきなり。…この」状態でリーチ来たら、なに捨ててきいのか判らない。

ヤス:そう、なに捨てたらいいんだろう。

加藤:なに?…リーチ!

サバちゃん:みんなリーチだ。

ヤス:早い、早い。

サバちゃん:あ、ドンジャラ~!!

山口:え、全部違うヤツ?

加藤:30万点じゃないか!

山口:(点棒が)無いっすよ、おれ。

サバちゃんは、麻雀で言うところの国士無双にあたる全部の絵柄を1個ずつ集めた手で上がったようです。…山口は、またしても上がることが出来ず。

山口:よし、ゲーム変えましょう、加藤さん。次のゲーム、行こう!。

加藤:なに?

山口:ドンジャラやめて、次のゲーム行こう!

加藤:負けでしょう、破綻でしょう?。山口くんのいちばん負けだよ。

山口:ドンジャラでは、認めます。

加藤:いちばん負けね。オレが3位。

結果、山口がビリ、加藤が3位。2位がヤスくんで、1位はサバちゃんでした。そして、山口は捲土重来を期して「都道府県ゲーム」に勝負の場を変えることを選択しました。本業のミュージシャンとしては、サカナクションのライブツアーも始まり、「アダプト」プロジェクトも」脚光を浴びてノリにノってる山口ですが、ドンジャラは勝手が違ったようです。

2022年の『加藤さんと山口くん』は「都道府県ゲーム」でスタートします。
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