LIVE HOUSE タムラジオ

第68回“DoYou名言集”

2021年1月15日(金)

『歩む道そのものこそ報酬』 by オスカル・タバレス

サッカーウルグアイ代表の監督、オスカル・タバレスさんの言葉です。
もともと小学校の先生だったそうで、マエストロ(先生という意味)のニックネームで
ウルグアイの人々に敬愛されるオスカル・タバレスさん。

僕、サッカー好きなんです。
より正確にいうとサッカーゲームが好きなんです。
スマホアプリのウイニングイレブンというのをやっているんですけど、まぁ面白いんですよ。

でね、そのゲームは世界中の選手を集めて自分のチームを組んで戦うんですけど、
ゲームをやっているとウルグアイに結構良い選手がたくさんいるんですよ。
同じ南米だとブラジルとかアルゼンチンが有名で
コロンビアも昔から強いイメージがあるんですけど、
ウルグアイもここ最近は強豪国と言えるような成績を収めていて、
なおかつ世界で活躍する選手を排出している。
ウルグアイ代表サッカーチームを率いているのがタバレスさん。

そんなタバレスさんの言葉。

「歩む道そのものこそ報酬」

サッカーというかプロスポーツ全般ですけど、
成績が悪いチームの監督は解雇されますよね。
サッカーは特にその傾向が強い気がしますね。
前のシーズンで良い成績を収めていても、
翌シーズン開幕して5戦勝ちなしとかで解雇なんて話もよく聞きます。
代表チームはクラブチームより試合数が少ないですから、
予選を突破できなさそう、やばいかもぐらいで解雇とかもざらにありますね。

そんな中、タバレス監督は2006年に監督になって2021年になった今も
監督やっていますから14年経つというからすごい。
でもこの言葉を聞くと納得と言いますか、
その短期で結果を求められる勝負の世界で中長期的視点をもっているというのもあるし、
この視点こそが国のサッカーを強くする人材を育てるという部分で
1番の近道だという確信もあるんでしょうね。

サッカーが上手くなるために考え続ける、
トライし続けるというそんな風に時間を使い続ける、
それこをが報酬なんだよというメッセージは選手たちが
よりサッカーが好きになる事を手助けしてくれる、そんな風に思います。

さらに試合に負けた時はもちろんだけど
勝った時も彼はこの態度だったからこそ尊敬され
長く続けてこれたんじゃないのかなと思います。

やっぱりね、この言葉も心を無くさない生き方、考え方なんだと思うんです。

サッカーチームもそれぞれの人生を生きている人間の集まりですからね。
人が人にかける言葉としてとっても丁寧で優しいなと思います。

さすがマエストロ。
素敵な哲学だなと思いました。

 

18日にリーダーと一緒にやっている「SCOOBIE TWO」のライブでカバーした曲。

 

M「僕を呼んでおくれ」(MAO 

 

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