今朝の放送内容 1月12日(木)
2023年1月12日(木)
今朝の放送内容
今朝の主なニュース・スポーツ情報
●日英首脳会談「円滑化協定」署名
●道内感染者4694人 新変異株に道内初感染者 全国20万3千人
●新型コロナ専門家「再び増加傾向で高い感染レベル」
●殺傷能力のある爆発物を所持 札幌市の29歳の男を追送検
●中国のビザ発給手続き一時停止に抗議 林外相「極めて遺憾」
●ブラジル議事堂襲撃 最高裁判所が治安当局の幹部ら2人の逮捕を命じる
●昭和産業 家庭用油9品目を値上げ 3月1日納品分から
●米航空当局でシステム障害 全米国内便が一時的運航停止など混乱続く
●痴漢や盗撮の被害防止へ JR函館駅で呼びかけ
●「旭川冬まつり」3年ぶり大雪像製作開始
●ガーシー議員関係先に家宅捜索 著名人を“常習的に脅迫”容疑など 来月7日から開催
●阪神・藤浪晋太郎投手が米大リーグ・アスレチックスと契約合意
●女子テニス・大坂なおみ選手が妊娠公表 今季は休養の見通し
●きのうの大相撲初場所結果 一山本2勝2敗 北青鵬3勝1敗
●米男子ゴルフ・ソニーオープン 連覇に臨む松山英樹選手「少しずつ状態は上がってきて楽しみ」
●スキージャンプW杯女子 3シーズンぶり蔵王開催 高梨選手「皆さんが喜ぶジャンプを」
●レバンガ今季初5連敗 前半健闘も後半失速
●コンサドーレ沖縄キャンプ本格始動 浅野雄也選手がシャドー定位置奪取へ意欲
●サッカー日本代表コーチ 中村俊輔氏に打診
●ファイターズ ソフトバンク田中正義選手の獲得決定 FA近藤選手の人的補償
●WBC侍ジャパン 米大リーグ・ヌートバー選手、ヤクルト・山田哲人選手が代表に
●道内感染者4694人 新変異株に道内初感染者 全国20万3千人
●新型コロナ専門家「再び増加傾向で高い感染レベル」
●殺傷能力のある爆発物を所持 札幌市の29歳の男を追送検
●中国のビザ発給手続き一時停止に抗議 林外相「極めて遺憾」
●ブラジル議事堂襲撃 最高裁判所が治安当局の幹部ら2人の逮捕を命じる
●昭和産業 家庭用油9品目を値上げ 3月1日納品分から
●米航空当局でシステム障害 全米国内便が一時的運航停止など混乱続く
●痴漢や盗撮の被害防止へ JR函館駅で呼びかけ
●「旭川冬まつり」3年ぶり大雪像製作開始
●ガーシー議員関係先に家宅捜索 著名人を“常習的に脅迫”容疑など 来月7日から開催
●阪神・藤浪晋太郎投手が米大リーグ・アスレチックスと契約合意
●女子テニス・大坂なおみ選手が妊娠公表 今季は休養の見通し
●きのうの大相撲初場所結果 一山本2勝2敗 北青鵬3勝1敗
●米男子ゴルフ・ソニーオープン 連覇に臨む松山英樹選手「少しずつ状態は上がってきて楽しみ」
●スキージャンプW杯女子 3シーズンぶり蔵王開催 高梨選手「皆さんが喜ぶジャンプを」
●レバンガ今季初5連敗 前半健闘も後半失速
●コンサドーレ沖縄キャンプ本格始動 浅野雄也選手がシャドー定位置奪取へ意欲
●サッカー日本代表コーチ 中村俊輔氏に打診
●ファイターズ ソフトバンク田中正義選手の獲得決定 FA近藤選手の人的補償
●WBC侍ジャパン 米大リーグ・ヌートバー選手、ヤクルト・山田哲人選手が代表に
今朝の選曲
【5時台】
M「Choo Choo Choo / ZOO 」
【6時台】
M「白銀/ Eve 」
【7時台】
M「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク/スティング」
M「Choo Choo Choo / ZOO 」
【6時台】
M「白銀/ Eve 」
【7時台】
M「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク/スティング」
あさミミ!アラカルト~「ナガイの北海道生活研究室」
これまでのアナウンサー生活と防災士資格取得で培った知識を活かし
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。
今回は 『 迷走!?共通テスト 』
今週末は「大学入学共通テスト」。
「センター試験」から形を変えて、3年目を迎えます。
ウチには関係ない・・という方もいらっしゃるでしょうが、
社会に出てこれからの日本の将来を担っていく若者が、
勉強するべき内容を決める、かなり大切な試験です。
昨年12月の朝日新聞の記事に
「共通テスト離れ〜問題内容がセンター試験と違いすぎ」とありました。
共通テスト離れがなぜ起きているのだろうか。
駿台予備学校の石原賢一・進学情報部長は、
「従来のセンター試験と21年からの共通テストでは、問題の内容が全く違います。
従来であればセンター対策模試を受けていれば私立大の対策にもなりましたが
共通テストのような問題は私立大ではつくれないので、
私大専願者は共通テスト模試を受けない傾向が出ています」
河合塾の近藤氏も
「センター試験は、高校で学んできた基礎的な学力を測るオーソドックスな問題でした。
私大専願者にとっては、センター試験対策の勉強をすれば私立大の一般入試対策(現・一般選抜)対策にも
なっていました。しかし、共通テストは全く別物で、私立大の入試問題とは傾向が違う問題になりました。
私大専願者は通常の入試対策に加えて、共通テストだけのために余分に勉強しなければならず、
うまみがありません」
さらに大学入試の競争が緩和され、併願者が減った影響を指摘する声も・・
私大専願者にとっては、私立大の共通テスト利用方式はメインの入試ではなく、
あくまでプラスワンの位置づけです。
共通テストを利用する受験校が減っているのに、
わざわざ苦労して勉強するメリットがありません。
1979年に始まった共通一次試験は1990年からのセンター試験に替わり、
多くの私立大が参加するようになった。
その結果、共通一次の元々の目的だった、
国公立大の個別試験の前に行う一次選考という役割が変わった。
センター試験は私立大にも使ってもらうため、試験時間が短くなり、
問題が易しくなったと言われる。
2010年代前半からの高大接続改革の議論の中で、大学入試で問う学力のあり方が問われ、
紆余曲折を経て最終的に導入されたのが共通テストだった。
まだ、来年で3年目だが、問題内容の変化が思わぬ事態を引き起こしている。
各予備校が私大模試から撤退し、これまでセンター対策模試が私立大対策になっていたが、
私大専願者が受ける模試がなく、高校側からも「困っている」という声が・・
「2025年の新課程入試」では こんな問題点も出てきています。
1月9日の読売新聞には「情報Ⅰ 入試科目追加に疑問」という記事が。
2022年度から高校で必修化した「情報Ⅰ」が、
25年実施の大学入学共通テストから新科目として出題される。
デジタル人材の育成を求めらている国立大学は原則、受験生に「課す」と申し合わせたが、
「得点は成績に合算しない」「配点を一律に減らす」と表明する大学が相次いでいる。
高校側からは「配点のない科目の受験を強いるのは理解できない」と困惑の声が上がっている。
北川源四郎・東大特任教授は
DSを専門分野と結びつけたり、企業で新し価値を生み出したりできる人材育成を大学は求められている。
DSは一時の流行ではなく、今後ずっと必要になる素養だ・・
また、東北大の倉元直樹教授らが行った
2021年に全国の高校に行ったアンケート調査では、情報Ⅰについて
「教員も時間も不足している」「受験科目を増やして身に着けさせようという発想が疑問」・・
「高校のカリキュラムはすでに飽和状態だ。
何かを削る議論がないまま、入試科目に足す議論だけが進められてきたことに問題の本質がある」と指摘。
「AI戦略」では、先進国各国に比べ、遅れていると指摘されている日本。
未来を担っていく若者に、国際競争力をつけてもらう、
ハッカーなどの犯罪を防ぐ仕組み・対策・防衛措置を構築してもらう、
何より、安心して暮らせる社会を作ってもらうためにも、
この「共通テスト」で課す科目・・
というのは、我々おとな世代が、未来を託すメッセージと考えられなくもありません。
かつて共通1次試験時代には、岸田総理はじめ各閣僚も、いち受験生として受けたテスト。
その内容の議論は、一部の学者の皆さんに押し付けるわけにはいかず、
社会全体、国民全体でチェックしていく必要のあることなのではないでしょうか?
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。
今回は 『 迷走!?共通テスト 』
今週末は「大学入学共通テスト」。
「センター試験」から形を変えて、3年目を迎えます。
ウチには関係ない・・という方もいらっしゃるでしょうが、
社会に出てこれからの日本の将来を担っていく若者が、
勉強するべき内容を決める、かなり大切な試験です。
昨年12月の朝日新聞の記事に
「共通テスト離れ〜問題内容がセンター試験と違いすぎ」とありました。
共通テスト離れがなぜ起きているのだろうか。
駿台予備学校の石原賢一・進学情報部長は、
「従来のセンター試験と21年からの共通テストでは、問題の内容が全く違います。
従来であればセンター対策模試を受けていれば私立大の対策にもなりましたが
共通テストのような問題は私立大ではつくれないので、
私大専願者は共通テスト模試を受けない傾向が出ています」
河合塾の近藤氏も
「センター試験は、高校で学んできた基礎的な学力を測るオーソドックスな問題でした。
私大専願者にとっては、センター試験対策の勉強をすれば私立大の一般入試対策(現・一般選抜)対策にも
なっていました。しかし、共通テストは全く別物で、私立大の入試問題とは傾向が違う問題になりました。
私大専願者は通常の入試対策に加えて、共通テストだけのために余分に勉強しなければならず、
うまみがありません」
さらに大学入試の競争が緩和され、併願者が減った影響を指摘する声も・・
私大専願者にとっては、私立大の共通テスト利用方式はメインの入試ではなく、
あくまでプラスワンの位置づけです。
共通テストを利用する受験校が減っているのに、
わざわざ苦労して勉強するメリットがありません。
1979年に始まった共通一次試験は1990年からのセンター試験に替わり、
多くの私立大が参加するようになった。
その結果、共通一次の元々の目的だった、
国公立大の個別試験の前に行う一次選考という役割が変わった。
センター試験は私立大にも使ってもらうため、試験時間が短くなり、
問題が易しくなったと言われる。
2010年代前半からの高大接続改革の議論の中で、大学入試で問う学力のあり方が問われ、
紆余曲折を経て最終的に導入されたのが共通テストだった。
まだ、来年で3年目だが、問題内容の変化が思わぬ事態を引き起こしている。
各予備校が私大模試から撤退し、これまでセンター対策模試が私立大対策になっていたが、
私大専願者が受ける模試がなく、高校側からも「困っている」という声が・・
「2025年の新課程入試」では こんな問題点も出てきています。
1月9日の読売新聞には「情報Ⅰ 入試科目追加に疑問」という記事が。
2022年度から高校で必修化した「情報Ⅰ」が、
25年実施の大学入学共通テストから新科目として出題される。
デジタル人材の育成を求めらている国立大学は原則、受験生に「課す」と申し合わせたが、
「得点は成績に合算しない」「配点を一律に減らす」と表明する大学が相次いでいる。
高校側からは「配点のない科目の受験を強いるのは理解できない」と困惑の声が上がっている。
北川源四郎・東大特任教授は
DSを専門分野と結びつけたり、企業で新し価値を生み出したりできる人材育成を大学は求められている。
DSは一時の流行ではなく、今後ずっと必要になる素養だ・・
また、東北大の倉元直樹教授らが行った
2021年に全国の高校に行ったアンケート調査では、情報Ⅰについて
「教員も時間も不足している」「受験科目を増やして身に着けさせようという発想が疑問」・・
「高校のカリキュラムはすでに飽和状態だ。
何かを削る議論がないまま、入試科目に足す議論だけが進められてきたことに問題の本質がある」と指摘。
「AI戦略」では、先進国各国に比べ、遅れていると指摘されている日本。
未来を担っていく若者に、国際競争力をつけてもらう、
ハッカーなどの犯罪を防ぐ仕組み・対策・防衛措置を構築してもらう、
何より、安心して暮らせる社会を作ってもらうためにも、
この「共通テスト」で課す科目・・
というのは、我々おとな世代が、未来を託すメッセージと考えられなくもありません。
かつて共通1次試験時代には、岸田総理はじめ各閣僚も、いち受験生として受けたテスト。
その内容の議論は、一部の学者の皆さんに押し付けるわけにはいかず、
社会全体、国民全体でチェックしていく必要のあることなのではないでしょうか?
毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」
月曜日は油野純帆ANが担当
「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナーです。
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!