●ＦＲＢ 利上げ幅を「０．２５％」に縮小　通常ペースに
●政府　２４日にG７首脳オンライン会議開催を調整
●ミャンマー政変２年　「非常事態宣言」半年延長
●中野区の強盗傷害　新たに実行役２人逮捕
●ＪＲ札幌駅地下街「アピア」で火事　けが人なし
●西興部村の障害者支援施設　道が行政指導　
●東京オリパラ汚職　ＡＯＫＩ前会長に懲役２年６か月求刑
●道内感染者１４３４人　全国５万５千人
●ミャンマー政変２年　「非常事態宣言」半年延長
●中野区の強盗傷害　新たに実行役２人逮捕
●「どさんこプラザ」リニューアルオープン

●ＷＢＣ侍ジャパン　大谷翔平選手らＭＬＢ勢が侍ジャパン壮行試合４戦出場できず
●カーリング日本選手権　ロコ・ソラーレ、北見協会が４勝目
●サッカー三浦友和選手　ポルトガル移籍正式発表
●サッカー香川真司選手　１２年半ぶりに古巣セレッソ復帰
●コンサドーレ　クラウドファンディング目標達成に福森晃斗選手「感謝しかない」
●レバンガ　４日からアウェーで島根２連戦　昨年１０月以来の連勝へ
●ファイターズ１軍春季キャンプ　初日から紅白戦

【5時台】
M「悲しみがとまらない/杏里」

【6時台】
M「pure soul / GLAY 」

【7時台】
M「夜明けの天使/ジュース・ニュートン」

これまでのアナウンサー生活と防災士資格取得で培った知識を活かし
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。

今回は 『　雪かきにご用心！！　』

前回は、くまきちさんから道路で立ち往生した様子をお電話で伝えてもらいました。
今日も道内は雪の影響が出ています。
各地の様子をリスナーさんからいただきました。
雪かきをする方も多いと思います。

1月22日の毎日新聞に「雪かきはゆっくり、適度に。
スポーツ並み重労働、死のリスクも・・」という記事がありました。

雪かきはじつはスポーツ並みに体力を消耗する重労働で、無理をすれば死のリスクも潜む。
持病のある人や高齢者は特に注意が必要。
体力に自信がある人という人も過信は禁物。

除雪はどのくらいのエネルギーを消耗する重労働なのだろうか・・
札幌市を拠点に冬季の安全な啓発などを行う民間団体
「ウインターライフ推進協議会」では、
この「メッツ」という運動強度の単位を使って、詳しいアドバイスをしています。

生活習慣病を予防し死亡のリスクを低減させるためには、
全身持久力（最大酸素摂取量）が最も重要な体力要素です。
「健康づくりのための身体活動基準2013」では、
身体活動量の基準値とともに、体力、とりわけ全身持久力の基準を提唱しています。
ここに示す強度での運動を約3分間以上継続できた場合、基準を満たすと評価できます。

男性は　18～39歳　　11.0メッツ(39ml/kg/分)
　　　　40～59歳　　10.0メッツ(35ml/kg/分)
　　　　60～69歳　　 9.0メッツ（32ml/kg/分）
女性は　18～39歳　　 9.5メッツ（33ml/kg/分）
　　　　40～59歳　　 8.5メッツ（30ml/kg/分）
　　　　60～69歳　　 7.5メッツ（26ml/kg/分）
注：表中の（ ）内は最大酸素摂取量を示す

全身持久力のトレーニングの適正な強度は、健康状態や体力によって異なりますが、
健康状態に問題がない一般人の場合、最大酸素摂取量の50～70％位が
安全で無理のない強度と言われています。
例えば、全身持久力が10メッツの人の場合、3メッツの歩行では運動強度が30％程度ですので、
全身持久力のトレーニングとしては、強度が不十分です。
雪かきの運動強度は5～7メッツで、作業時間が長い場合は5メッツ位、
短時間で済む場合は6～7メッツ位となります。ただし雪かきはウォーキングやランニングと異なり、
心臓に負担のかかりやすい運動であることに充分留意する必要があります。
この基準値から、高齢者とりわけ女性にとっては、たとえ7.5メッツの体力を備えていても、
雪かきは過激な身体活動であることが察せられます。
雪国に住む私たちは、雪の降らない時期からトレーニングによって
全身持久力（と筋力も！！）を高め、冬に備えておくことが望まれます。

とは言っても、今が雪かきのピークシーズンですから、トレーニングといっても・・
そんな方には、雪かき前に、やるべきことがあると言います。
雪かきにのぞむ前にストレッチや準備運動、小まめな水分補給や休息を勧めます。
会話ができる程度でコツコツ作業をする・・・

心に余裕を持って雪かきを進めてしていただければと思います。