今朝の放送内容 5月23日(火)
2023年5月23日(火)
今朝の放送内容
今朝の主なニュース・スポーツ情報
●西区西野でクマ3頭目撃 警察が注意呼びかけ
●路線バスに乗用車が追突 バスの乗客ら8人けが 豊平区
●五輪招致の検討委員会設置 大会運営の見直しへ 札幌市
●バス転換のJR根室線「富良野-新得」 沿線自治体が代替交通手段の支援求める
●「ラピダス」が住民説明会 9月から工場建設 広さ札幌ドーム12個分
●岸田総理 少子化対策財源「新たな税負担は考えていない」
●マンション建設現場で「足場が落下」車7台にぶつかる ケガ人なし 兵庫・姫路市
●コロナで閉鎖 羽田第2ターミナル国際線エリア 7月再開へ
●無料Wi-Fiを通信障害時も使用可能に 災害時に限らず
●将棋・名人戦七番勝負第4局 藤井六冠が勝利 史上最年少名人・七冠に王手
●サッカーU—20W杯 セネガルに1—0で白星発進
●きのうの大相撲夏場所結果 北青鵬7勝2敗 一山本3勝6敗
●パリ五輪 聖火をエッフェル塔でともす計画
●レバンガ 寺園脩斗選手と来季契約に合意
●コンサドーレ・ルヴァン杯 あすホームで横浜戦
●プロ野球・球宴ファン投票中間 一塁手・清宮選手、外野・松本選手がパ1位
●アイスホッケー・レッドイーグルス
来季の新体制23選手発表 新主将に中島彰吾選手
●ファイターズ きょうからエスコンFでソフトバンク3連戦 メネズ投手先発
●路線バスに乗用車が追突 バスの乗客ら8人けが 豊平区
●五輪招致の検討委員会設置 大会運営の見直しへ 札幌市
●バス転換のJR根室線「富良野-新得」 沿線自治体が代替交通手段の支援求める
●「ラピダス」が住民説明会 9月から工場建設 広さ札幌ドーム12個分
●岸田総理 少子化対策財源「新たな税負担は考えていない」
●マンション建設現場で「足場が落下」車7台にぶつかる ケガ人なし 兵庫・姫路市
●コロナで閉鎖 羽田第2ターミナル国際線エリア 7月再開へ
●無料Wi-Fiを通信障害時も使用可能に 災害時に限らず
●将棋・名人戦七番勝負第4局 藤井六冠が勝利 史上最年少名人・七冠に王手
●サッカーU—20W杯 セネガルに1—0で白星発進
●きのうの大相撲夏場所結果 北青鵬7勝2敗 一山本3勝6敗
●パリ五輪 聖火をエッフェル塔でともす計画
●レバンガ 寺園脩斗選手と来季契約に合意
●コンサドーレ・ルヴァン杯 あすホームで横浜戦
●プロ野球・球宴ファン投票中間 一塁手・清宮選手、外野・松本選手がパ1位
●アイスホッケー・レッドイーグルス
来季の新体制23選手発表 新主将に中島彰吾選手
●ファイターズ きょうからエスコンFでソフトバンク3連戦 メネズ投手先発
今朝の選曲
【5時台】
M「年下の男の子/キャンディーズ」
【6時台】
M「心の中のFollow Wind /スターダスト・レビュー」
【7時台】
M「夜明けのヒッチハイク/シニータ」
M「年下の男の子/キャンディーズ」
【6時台】
M「心の中のFollow Wind /スターダスト・レビュー」
【7時台】
M「夜明けのヒッチハイク/シニータ」
あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス
八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。
今回は「 スポーツ用語の語源 」
5月23日は「キスの日」。
1946年、日本で初めてキスシーンが登場する映画『はたちの青春』が封切りされた日。
スポーツとキス・・一見何の関係もないようにも思えますが、
フィギュアスケートではよく耳にする言葉でもあります。
それが「キス・アンド・クライ」。
フィギュアスケート競技会で競技後、
選手とコーチが採点結果の発表を待つための待機スペースのこと。
選手とコーチが良い演技をした後に、それを祝うためにキスをしたり、
失意の涙を流したりすることから、その名前が付けられたと言われています。
普段何気なく使っているのに実は意味や語源がよくわかっていないスポーツ界の用語があります。
フィギュアスケートには当たり前に使っているのに語源の分からないものも結構多いですよね?
例えば「トリプル・アクセル」。「トリプル」は3のことかな?というのはわかりますが、
「アクセル」とはなんでしょう?
この「アクセル」とはノルウェーのフィギュアスケート選手アクセル・パウルゼンさんに由来することば。
空中での回転の方向が反時計回りの場合、左足の(時計回りなら右足の)アウトサイドで
前向きに踏み切って跳ぶジャンプ。
前向きに踏み切り、後ろ向き着氷するいわゆるジャンプに半回転加える技のことです。
ちなみにこのジャンプはショートプログラム・フリープログラムそれぞれ1回以上は
必ず入れなければ入れないという規定になっています。
その他、フィギュアスケートには、一見するとわからない技がたくさんあります。
例えばサルコウ。これはスウェーデンのウルリッヒ・サルコウさん、
ビールマンスピンのビールマンはスイスのデニス・ビールマンさん、
イナバウワーは旧西ドイツの女性フィギュアスケート選手、イナ・バウアーさんに由来するなど、
技を開発した選手の名前から付けられたものが多くなっています。
その点では体操競技に近いものがあると言えるでしょう。
続いて、、何気なく使っている言葉の一つに「グランドスラム」があります。
このグランドスラムはプロスポーツなどにおける主要大会の優勝を独占すること
又は大会名そのものを指します。
グランドスラムの語源はトランプゲームの「コントラクトブリッジ」。
このゲームはA(エース)を最高ランクとし、最低ランクが2のゲームで、
「スラム」という勝ち手を13枚のカードで完勝することで得られる得点名にちなんでいるそうです。
テニスでは全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン選手権・全米オープンを
すべて制することを指したり、その他ゴルフ、フィギュアスケート、カーリング、
スキージャンプ、柔道、囲碁、将棋に至るまで多くの競技に使われる言葉です。
ちなみに野球は「大会制覇」ではなく、満塁ホームランのことを指します。
その野球にも普段使っているのに、語源となるものがよくわかっていない言葉が数多く存在します。
リリーフ投手が投球練習をする「ブルペン」も普段から何気なく使っている言葉の一つ。
この言葉の由来を調べると、ブルペン(bullpen)は英語でもともと「牛を囲う場所」という意味で、
1.闘牛場などに送られるのを囲いの中で待っている牛を投手に見立てたという説。
2.かつて、球場に遅く着いた観客がファウルゾーンで
立ち見を強いられた状況を牛の囲い場に見立てたという説
3.外野フェンスにBull Durham (ブルダーラム)Tobaccoの広告がかつてよく見られたため
など諸説あり、はっきりとは分かっていないそうです。
そんな野球は日本に伝来してから2022年で150年ということもあり、
日本独特の表現がたくさんあります。
新聞などに掲載されている・・「四死球:フォアボールとデッドボール」、
「安打:ヒット」、「本塁打:ホームラン」。
これは1872年、元号にすると明治5年に伝えられたアメリカのスポーツに対し、
当時の日本の人たちにも分かりやすく和訳された言葉が現在でも広く使われているものです。
ちなみにこれら和訳の多くは1896年、野球が大好きだったあの俳人正岡子規が考えたもの。
そして、日本の野球界にはアメリカでは全く通じない「野球和製英語」がたくさんあります。
その数、実に100個以上。最も有名なのは「ナイター」。
STVラジオでも2015年まで野球中継番組のタイトルは「STVアタックナイター」というタイトルでしたが、
このナイターという言葉、アメリカでは通じません。
アメリカでは「night game」と言います・・これ、代表的な野球和製英語とされてきましたが、
2014年6月18日付日刊スポーツ2面の特集記事には、
1949年6月10日付のAP通信メジャーリーグ原稿の英文の中に「nighters」という記述があり、
日本の新聞はそれを参考にしたのでは?という記述があり、
一概に和製英語と言い切れないという解釈も出てきていますが、
その他はほぼ日本でしか通じない和製英語にあふれています。
「佐々木朗希が165キロ日本人最速タイのストレートを記録!」という「ストレート」という表現は
英語で「fastball」、「あっと、先頭にフォアボール!」というのも
アメリカでは「Base on balls」です。ではなぜ和製英語が生まれたのかというと・・
一説によれば「和訳した言葉を英語に直訳したからではないか?」ということが言われています。
ではその言葉をわざわざ英語に直訳したのは誰かというと、
調べてもその人物にはたどり着けませんでした。
そこで八幡淳が仮説を立てました。和製英語を作ったのは・・
野球実況をするアナウンサーか放送スッタフの方ではないか?というものです。
それまで、人気の野球を伝える媒体は新聞でした。夏の甲子園を主催した朝日新聞、
センバツ高校野球を主催した毎日新聞が部数を伸ばしているのに対抗しようと、
読売新聞が全米軍を招集して全日本軍を作り、それが巨人となって部数を伸ばしました。
ただ、時代はラジオの時代へと移っていきます。
日本で初めて野球の実況中継が行われたのが1927(昭和2)年。夏の甲子園大会
が初めてラジオで実況放送されたという記録が残っています。
その2年後の1929年に行われた東京六大学リーグ早稲田対慶応の一戦を実況した音源が
レコード化されているのですが、この時、実況していた松内則三 ANの声を聞いてみると
外野フライをはっきりと「フライ」と表現しています。
フライは英語でも「fly」なのですが、それまでの新聞表記は「飛球」です。
ただ、ラジオで「飛球」「死球」「四球」と表現しても伝わりづらいので、
おそらく新聞でなじみのあるこれらの言葉をわかりやすくこの時「英語に直訳」したのではと推察できます。
日本の皆さまにも分かりやすくするため「Base on balls」をボール四つで出塁できる「四球」と
正岡子規が訳し、後にラジオで野球を楽しむ人にもわかりやすく「言葉」で表現する為に
「四球」を英語に直訳し「フォアボール」としたのではないか。
調べてみると野球和製英語には「理解してもらいたい」という愛情が感じられる結果となりました。
語源や成り立ちを調べると時代を反映したものや、それに対する敬意というのも見えてきました。
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。
今回は「 スポーツ用語の語源 」
5月23日は「キスの日」。
1946年、日本で初めてキスシーンが登場する映画『はたちの青春』が封切りされた日。
スポーツとキス・・一見何の関係もないようにも思えますが、
フィギュアスケートではよく耳にする言葉でもあります。
それが「キス・アンド・クライ」。
フィギュアスケート競技会で競技後、
選手とコーチが採点結果の発表を待つための待機スペースのこと。
選手とコーチが良い演技をした後に、それを祝うためにキスをしたり、
失意の涙を流したりすることから、その名前が付けられたと言われています。
普段何気なく使っているのに実は意味や語源がよくわかっていないスポーツ界の用語があります。
フィギュアスケートには当たり前に使っているのに語源の分からないものも結構多いですよね?
例えば「トリプル・アクセル」。「トリプル」は3のことかな?というのはわかりますが、
「アクセル」とはなんでしょう?
この「アクセル」とはノルウェーのフィギュアスケート選手アクセル・パウルゼンさんに由来することば。
空中での回転の方向が反時計回りの場合、左足の(時計回りなら右足の)アウトサイドで
前向きに踏み切って跳ぶジャンプ。
前向きに踏み切り、後ろ向き着氷するいわゆるジャンプに半回転加える技のことです。
ちなみにこのジャンプはショートプログラム・フリープログラムそれぞれ1回以上は
必ず入れなければ入れないという規定になっています。
その他、フィギュアスケートには、一見するとわからない技がたくさんあります。
例えばサルコウ。これはスウェーデンのウルリッヒ・サルコウさん、
ビールマンスピンのビールマンはスイスのデニス・ビールマンさん、
イナバウワーは旧西ドイツの女性フィギュアスケート選手、イナ・バウアーさんに由来するなど、
技を開発した選手の名前から付けられたものが多くなっています。
その点では体操競技に近いものがあると言えるでしょう。
続いて、、何気なく使っている言葉の一つに「グランドスラム」があります。
このグランドスラムはプロスポーツなどにおける主要大会の優勝を独占すること
又は大会名そのものを指します。
グランドスラムの語源はトランプゲームの「コントラクトブリッジ」。
このゲームはA(エース)を最高ランクとし、最低ランクが2のゲームで、
「スラム」という勝ち手を13枚のカードで完勝することで得られる得点名にちなんでいるそうです。
テニスでは全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン選手権・全米オープンを
すべて制することを指したり、その他ゴルフ、フィギュアスケート、カーリング、
スキージャンプ、柔道、囲碁、将棋に至るまで多くの競技に使われる言葉です。
ちなみに野球は「大会制覇」ではなく、満塁ホームランのことを指します。
その野球にも普段使っているのに、語源となるものがよくわかっていない言葉が数多く存在します。
リリーフ投手が投球練習をする「ブルペン」も普段から何気なく使っている言葉の一つ。
この言葉の由来を調べると、ブルペン(bullpen)は英語でもともと「牛を囲う場所」という意味で、
1.闘牛場などに送られるのを囲いの中で待っている牛を投手に見立てたという説。
2.かつて、球場に遅く着いた観客がファウルゾーンで
立ち見を強いられた状況を牛の囲い場に見立てたという説
3.外野フェンスにBull Durham (ブルダーラム)Tobaccoの広告がかつてよく見られたため
など諸説あり、はっきりとは分かっていないそうです。
そんな野球は日本に伝来してから2022年で150年ということもあり、
日本独特の表現がたくさんあります。
新聞などに掲載されている・・「四死球:フォアボールとデッドボール」、
「安打:ヒット」、「本塁打:ホームラン」。
これは1872年、元号にすると明治5年に伝えられたアメリカのスポーツに対し、
当時の日本の人たちにも分かりやすく和訳された言葉が現在でも広く使われているものです。
ちなみにこれら和訳の多くは1896年、野球が大好きだったあの俳人正岡子規が考えたもの。
そして、日本の野球界にはアメリカでは全く通じない「野球和製英語」がたくさんあります。
その数、実に100個以上。最も有名なのは「ナイター」。
STVラジオでも2015年まで野球中継番組のタイトルは「STVアタックナイター」というタイトルでしたが、
このナイターという言葉、アメリカでは通じません。
アメリカでは「night game」と言います・・これ、代表的な野球和製英語とされてきましたが、
2014年6月18日付日刊スポーツ2面の特集記事には、
1949年6月10日付のAP通信メジャーリーグ原稿の英文の中に「nighters」という記述があり、
日本の新聞はそれを参考にしたのでは?という記述があり、
一概に和製英語と言い切れないという解釈も出てきていますが、
その他はほぼ日本でしか通じない和製英語にあふれています。
「佐々木朗希が165キロ日本人最速タイのストレートを記録!」という「ストレート」という表現は
英語で「fastball」、「あっと、先頭にフォアボール!」というのも
アメリカでは「Base on balls」です。ではなぜ和製英語が生まれたのかというと・・
一説によれば「和訳した言葉を英語に直訳したからではないか?」ということが言われています。
ではその言葉をわざわざ英語に直訳したのは誰かというと、
調べてもその人物にはたどり着けませんでした。
そこで八幡淳が仮説を立てました。和製英語を作ったのは・・
野球実況をするアナウンサーか放送スッタフの方ではないか?というものです。
それまで、人気の野球を伝える媒体は新聞でした。夏の甲子園を主催した朝日新聞、
センバツ高校野球を主催した毎日新聞が部数を伸ばしているのに対抗しようと、
読売新聞が全米軍を招集して全日本軍を作り、それが巨人となって部数を伸ばしました。
ただ、時代はラジオの時代へと移っていきます。
日本で初めて野球の実況中継が行われたのが1927(昭和2)年。夏の甲子園大会
が初めてラジオで実況放送されたという記録が残っています。
その2年後の1929年に行われた東京六大学リーグ早稲田対慶応の一戦を実況した音源が
レコード化されているのですが、この時、実況していた松内則三 ANの声を聞いてみると
外野フライをはっきりと「フライ」と表現しています。
フライは英語でも「fly」なのですが、それまでの新聞表記は「飛球」です。
ただ、ラジオで「飛球」「死球」「四球」と表現しても伝わりづらいので、
おそらく新聞でなじみのあるこれらの言葉をわかりやすくこの時「英語に直訳」したのではと推察できます。
日本の皆さまにも分かりやすくするため「Base on balls」をボール四つで出塁できる「四球」と
正岡子規が訳し、後にラジオで野球を楽しむ人にもわかりやすく「言葉」で表現する為に
「四球」を英語に直訳し「フォアボール」としたのではないか。
調べてみると野球和製英語には「理解してもらいたい」という愛情が感じられる結果となりました。
語源や成り立ちを調べると時代を反映したものや、それに対する敬意というのも見えてきました。
毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」
月曜日は庭野ほのかANが担当
「庭野ほのかの☆いっぺこトーク」
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!