北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 7月13日(木)

2023年7月13日(木)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●2月の札幌・高額窃盗事件 女子高校生と建築業の男を逮捕
●幼稚園バスがタクシーに追突 園児4人を含む計6人が搬送 西区
●高速道路に死んだクマ 子グマが相次ぎ出没 札幌でも目撃相次ぐ
●南西沖地震から30年 奥尻島で犠牲者へ黙祷
●NATO首脳会議閉幕 ウクライナの加盟工程示さず
●北朝鮮ICBM級発射 米韓と連携し分析急ぐ
●今年の値上げ食品数 3万品目突破の見込み
●レギュラーガソリン全国平均 1年ぶり1リットル173円台に
●タレントryuchellさん死亡 東京・渋谷区の事務所で

●エンゼルス大谷翔平選手 3度目オールスターは空三振、四球で初本塁打ならず
●きのうのプロ野球結果
●ファイターズ 楽天に3-4で6連敗 悪夢の1点差また
●きのうの大相撲名古屋場所 照ノ富士が休場 北青鵬2勝2敗
●オレゴン大・西田陸浮選手 日本人10年ぶりメジャードラフト指名
●コンサドーレ・天皇杯 JFLヴェルスパ大分を5—2で下す 5年ぶり4回戦進出
●都市対抗野球あす開幕 道勢通算99勝 100勝の節目懸かる
●夏の高校野球 北北海道大会きょう開幕 南北海道大会は15日開幕

今朝の選曲

【6時台】
M「夏の恋人/長渕剛」

【7時台】
M「バスケット・ケース/グリーン・デイ」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト〜「ナガイの北海道生活研究室」

これまでのアナウンサー生活と防災士資格取得で培った知識を活かし
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。

今回は 『 どうして川を見に行ってしまうのか 」

今週、梅雨前線の停滞にともなう大雨が、日本列島多くの地域で、影響をもたらしました。
九州地方を中心に、線状降水帯が発生して、同じ地域に雨が降り続いた結果、
河川の氾濫、低地の浸水で大きな被害が出ています。
避難情報では、レベル「5」の緊急安全確保がだされ、
数十年に一度の豪雨への警戒がまだ続いています。    
本格的な台風シーズンを前に、不安な思いをなさっている方も多いのではないでしょうか。

今回は上流のダムで「緊急放流」もあったり、普段はおだやかな川が、
急に水位が増すことへの恐ろしさが指摘されています。
そんな中で、毎回繰り返し指摘されるのが、氾濫している、
または、氾濫が予想される川を見に行かないでください、ということ。
平常の時には冷静に判断できても、災害の際には、
なかなか合理的な行動を取れないことがあります。

朝日新聞出版のニュース・情報サイト「アエラドット」の2019年豪雨災害の時の記事では、
兵庫県立大学環境人間学部・木村教授が次のように指摘しています。

「外(や川、田んぼ)の様子を見に行く」といっても大きくふたつのパターンが存在する、
と木村教授は語る。「ひとつは単純にどのような被害がでているか知りたくなり、
出かけてしまうケース。もうひとつは仕事として外出せざるを得ないケースです」
単純に被害を知りたい人の心理には「少しだけなら大丈夫だろう」「自分は大丈夫なはずだ」
「ニュースで言われていることが自分に起こるはずはない」という楽観がある。
これは専門用語で「正常性バイアス(正常化の偏見)」と呼ばれ、自然災害や事件など、
自分にも被害が予想される状況に直面しても、それを普段の生活の延長として捉え、
リスクを過小評価してしまう。
実のところ、正常性バイアスがあることで、人はちょっとやそっとの環境変化にも耐えることができ、
様々な自然環境・社会環境に適応することができる場合もあるのだが、
災害時には被害に巻き込まれたり、逃げ遅れたりする原因にもなる。

木村教授が強調するのは、地球温暖化の影響で近年の台風は非常に強力になっており、
そのような台風がこれから頻繁に襲来する可能性が高いこと、
ゆえに経験則からの「自分は大丈夫だろう」という思い込みは持つべきではないということだ。
「これまでの常識は通用しない、という意識を強く持ってください。
『自然環境は変わった』と認識し、自分たちの行動を変えていかなければなりません。
台風後、被災地に赴いた際、『50年に一度の大雨といわれている。
ならば今後の50年は大丈夫なのではないか』という地元の人々の声をたびたび耳にしました。
しかし今の時代、毎年のように今回のような台風が来てもおかしくはないのです」
こうした正常性バイアスは人間の本能のようなもので、自分でそれを認識して、
行動を改めるのは簡単なことではない・・。

もうひとつの「仕事として外出せざるを得ないケース」はむずかしい問題だ。
農業関係者で田んぼの水量の調整や防風ネットの様子を見るためというケースは少なからずあるだろう。
木村教授は「多くの場合、そうした方々は使命感に駆られて行動しています。
使命感を抱いていると身の安全について正常な判断がしづらいほか、周囲の人々も止めづらい。
しかし、命の方が大事であることを改めて思い出してください」
外の様子が気になる、被害が心配である、という心情を責めることはできない。
ひとつの代替案はウェブカメラを活用することだ。
多くの河川敷にはカメラが設置され、河川の状況をライブで公開している。
田んぼや農地などの私的な土地であっても現在では安価に取り付け、
自宅で監視することができる。事実、木村教授が行った聞き取りでも、
こうしたライブ映像を見ることで外出をあきらめることができた、
という声が聞かれたということです。

河川の氾濫だけでなく、津波、高波の際、海の様子が気になる場合もあります。
心配な場合、興味は自分の心理としてつきない一方
それを抑えて警報が解除されるまで自分の身を制するのが人間の理性。
それを制御できるのも人間の能力だと思います。
九州で災害が出たということは、北海道でもひょっとしたら
同じことが起こるのではないかということを
きちんと認識したうえで行動していくことが大事です。
この7月のうちにいろんなことを考えてみませんか。


毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 

帰ってきた!「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔」

7月と8月毎週月曜日の期間限定で帰ってきました!
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!」
 
メッセージをお寄せいただき、番組でご紹介された方には
JCBギフト券1000円分をプレゼントいたしますので、ぜひご参加ください!
 
今回のメッセージテーマは「 あれこれ見たくて旅立った!」
旅の目的は数あれど、やはり「何かを見たくて」行かれる方は多いでしょう。
どんな工程で何を見に行きましたか?道内に限らず日本全国の名所・景勝・史跡などなど、
あなたの思い出とエピソードを添えてお待ちしています!


メール asamimi@stv.jp  FAX 011-202-7290
「ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔 係」までお待ちしています!
 

2023年企画始動中!「あやほのかプレゼント企画」「家庭菜園企画」

 「”あやほのか”プレゼント企画」
去年は上田さんと油野ANが収穫した、深川市旭農場さんの新米を
「あやすみほ」と銘打って、秋にリスナープレゼントいたしました。
2023年は「あやほのか」(上田あやと庭野ほのかAN)と名前も新たに、
お米の田植えから収穫までチャレンジしようじゃないかという企画です!
(今回のお米の品種は「おぼろづき」です)
 
「あさミミ!家庭菜園企画」
「サッポロさとらんど」の市民農園で
番組用の畑と、上田あやさん個人の畑の二つを借用中。
この夏は「ラディッシュ(はつか大根)」リスナープレゼントに成功しました!
秋にはじゃがいも・さつまいもが…!?どうなるか乞うご期待!! 
 
ぜひ皆さんからの家庭菜園レポートもお待ちしています!
あなたの畑の情報ぜひ教えてください!
 メール asamimi@stv.jp はもちろん、
 ツイッターで #あさミミ家庭菜園 をつけてぜひつぶやいてください!
 
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    あさミミ菜園のきゅうりも育っています!
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    パーソナリティ揃ってラディッシュ収穫しました!
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