北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 5月23日(月)

2022年5月23日(月)

5月23日(月)

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●知床観光船沈没事故から1カ月
●バイデン大統領が就任後初の日本訪問
●ロシア軍 ウクライナ東部の制圧目指し攻撃
●APEC 共同声明の採択見送り
●南幌町で乗用車が路外逸脱
●釧路市内のアパートで火事
●道内感染者2065人 全国3万1千人
●広島市で高校生が川で溺れ死亡

●きょうの大リーグ エンゼルス大谷翔平選手が1回に日米通算150号HR
●きのうのプロ野球結果
●きのうの大相撲夏場所結果 横綱・照ノ富士が優勝
 一山本は後半5連敗で8勝7敗 矢後は4勝11敗
●国内女子ゴルフ・ブリヂストンレディースオープン
 西郷真央選手が今季5勝目「自分を信じてプレー」
●ホクレン陸上部が陸上教室
●コンサドーレ 磐田に2-1で8位浮上 駒井善成選手が決勝ヘッド
●ファイターズ 西武に0-3で連勝3でストップ
 21日(土)宮西尚生投手が800戦登板 史上8人目
●カーリング日本選手権 ロコソラーレが白星発進 コンサドーレも新体制1勝
●レバンガ ブルックス選手・ロング選手が契約継続

今朝の選曲

【6時台】
M「桃色吐息/高橋真梨子」

【7時台】
M「ラヴィング・ユー・ベイビー/ KISS 」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト〜ローカル情報発信!あぶらのチェック

北海道生活2年目の油野純帆ANが、179市町村のことをもっと知りたい!という好奇心から、
道内のご当地情報を紹介する超☆ローカルコーナーです!!
道内各市町村が毎月発行している広報誌や新聞記事などをもとにご紹介しています!

今回は 釧路市音別町「ルート38音別館おんぽーと」

「ルート38音別館おんぽーと」は
4月24日に国道38号沿いの旧音別町行政センターの跡地に建てられた観光施設です。

市によりますと、2005年の釧路市との合併当時、2763人だった音別町の人口は、今年2月末で1609人にまで減少。
市は「道の駅」のように観光客が立ち寄り、地域の方の新しい活動の拠点(英語でいう“ぽーと”)を目指して、
「ルート38音別館おんぽーと」という名前を付けました。

ここでしか出会うことのできない、特産品・グルメがあります!

はじめにご紹介するのは、富貴紙(ふきがみ)です!  
富貴紙とは音別町の特産品フキを使って作られた和紙のことです。
フキを使って作られた和紙があるのは音別町だけ。日本で唯一ここだけです!

やわらかくてしゃきしゃきとした食感と、しぶみの少ないさっぱりとした味わいがある音別町のフキ。
昭和60年頃、フキを食品加工する際に取り除かれる皮が大量に廃棄されていました。
廃棄にはたくさんのお金がかかるため、皮を何かに利用できないかと大学に成分分析を依頼。
すると、フキの皮には紙の原料になる良質なパルプが含まれていることが分かり、
平成3年からフキの皮を使って紙を漉く、和紙作りが始まりました。

一枚一枚、職人さんの手によって漉かれている富貴紙は、フキの繊維が浮かび、
落ち着いた色合いの和紙になっています。
この和紙は漂白を重ねるごとに色が白くなっていきます!
触り心地は表はつるつるで、裏はざらざら。
フキの繊維がぼこぼこと浮き出ていて、一つ一つ違った模様を楽しむことが出来ます。

館内には、この富貴紙の製造室があり、製作の過程を窓越しに見学できるほか、
事前に予約をすると富貴紙作りを体験できます。
また、特産品の販売コーナーでは富貴紙や富貴紙を使って作られた扇子などを買うことができます。

続いては、「フキ味」のアイス!
館内では地元の牛乳を使った定番のバニラやハスカップなど11種類のカップアイスが販売されていて、
中でも注目は「フキ味」のアイスです。
こちらは「このまち愛すの家もーちゃん」という音別町のアイスやさんが作っています。

このフキ味のアイスを作ったきっかけは「フキまつり」という音別町のお祭りで
作ってみてもらえないかと声をかけられたこと。
「フキまつり」はフキの販売やフキまつり音頭という踊りの発表が行われているフキ尽くしのイベント。
「フキはおかずでは…?」との思いもある中、少しでもお菓子に近づけようと、
塩気のきいた「フキしお味」と甘みのある「ふき甘味」の2種類を作ったということです。
また、アイスの中にはフキのシャキシャキ感も感じられますが、
この食感はフキが硬くても、柔らかくてもダメだということで、
1番旬の時期、ちょうど今5月半ばごろの真っ青な時期に収穫したフキを使うことが欠かせないそうです。
アイスの色もフキの優しい薄緑色をしていて、この色を出すためにフキの葉が使われています!
フキの実を入れただけではこの色は出ないということで、試行錯誤の末、
フキの葉を茹でて、ミキサーにかけたことできれいなフキ色になったということです。

最後にご紹介するのは「しいカツバーガー」!
「しいカツバーガー」は、はみ出すほど大きくて肉厚なシイタケをカツにしてサンドしたご当地バーガーです。
道産小麦で作られたバンズの中にはタルタルソースとお肉に負けないくらいぷりぷり・ジューシーなシイタケシが…!

こちらのバーガー、シイタケともに「就労継続支援B型事業所 ワークセンター音別」が作っています。
シイタケの直径10センチ以上、厚みは4.5センチもある特大サイズです!
しかし、大きすぎるシイタケは出荷することが出来ないため、普段は干ししいたけにしていましたが、
違う形で活かせないかということで話し合いを重ね、ハンバーグの代わりにしてバーガーにすることに。
そして、ただ入れるだけでは面白くない!ということで、カツのように揚げて入れることになりました。

また、ワークセンター音別で栽培されたシイタケは道内、さらには全国の品評会に出品しています!
品評会には三千ものシイタケ農家が出品。
シイタケの色や形、太さなどを1つのパックに6本、きれいにパックに詰めたものが評価されます。
美味しいシイタケにはシイタケの傘に白いさしが多くあるということで、
この白い部分が多ければ多いほど高くなるんです。
芽が出てくる際にすでに違いが分かるということで、先に印をつけて、
品評会の基準の大きさになったら収穫します!
平成25年には、「北海道きのこ品評会」で「優秀賞」、
さらに「全国サンマッシュ生産協議会主催の全国大会の品評会」では最高賞の
「ゴールデンサンマッシュ賞」を受賞!
その後も賞を取り続けているということで、シイタケは音別町の特産品になりました。

また、ワークセンター音別ではパンの製造も行っていて、おすすめはきくいものパウダーを使った食パン!
きくいものパウダーを使うことで、ふわっふわで柔らかい食パンになるということです。
お値段は高級食パンと同じくらい、一斤700円。
こちらも館内で買うことが出来るほか、この食パンに使われているきくいもパウダーも販売されています!

ぜひ立ち寄ってみて下さい!

【 ルート38 音別館 おんぽーと 】
音別町本町1-51
01547-6-2532 (音別町商工会)
営業 午前9時~午後5時
定休日 年末年始(12月31日~1月3日)

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」


月曜日は油野純帆ANが担当
「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナーです。
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」!ですが、少しマイナーチェンジします。
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 
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