まるごと!エンタメ〜ション

第6回「事業承継〜和菓子屋さん〜」

2025年12月11日(木)

たずねよう、つなぎびと

「たずねよう、つなぎびと」
1月末までの毎週木曜日、15時台にお送りします。

北海道事業承継・引継ぎ支援センターは「事業承継」をサポートする、公的機関です。
頼れる事業承継のプロ集団が、無料で、あなたの事業を次世代につなぐ支援をいたします!
親族内承継・従業員承継・M&A、どの形式でも、確かな実績のもとサポート。

北海道事業承継・引継ぎ支援センターは札幌のほか、
道内の商工会議所8箇所のサテライトで道内各地のご相談をお受けします。
たずねよう、つなぎびと。事業承継に関することは、相談無料の北海道事業承継・引継ぎ支援センターへお尋ねください。

今日の放送内容

おなじみ、北海道事業承継・引継ぎ支援センターの濱さんがご出演。

☝今日のポイント

<地域に愛される名物メニューのあるお店の事業承継>
・十勝の幕別町にある、「杉野菓子店」という和菓子屋さん。
・1929年に創業して、「ねこの座布団」というお菓子が有名なお店でした。
 100年続くお店にしたいという思いのもと長年頑張っていた経営者がご高齢になり、残念ながら一度閉業に。
・経営者の方が逝去後、義理の娘さんがお店を残したいというお義母さんの思いを引き継いで、
 お店や設備をきれいに保ちながら後継者を探している状況だったそうです。
・その後十勝信用組合経由でセンターに相談があり、センターで支援をすることに。

<どんな方に引き継がれた?>
・梁さんという東京の情報通信業の経営者に引継ぎが完了しています。
・梁さんは情報通信業を経営されていたんですが、目まぐるしく進歩する技術で若い経営者にはかなわないと悟り、
 ちょうど北海道の食材を生かしたお土産菓子作りの新事業を検討中でした。
・今年の春(2025年)に事業拠点を探しているときに初めて十勝を訪れ、「ここしかない」と感じた梁さん。
 偶然杉野菓子店が不動産業者にも相談していて、不動産屋経由で杉野菓子店の存在を知りました。
・娘さんから「創業100年を目指したかった」という亡き経営者の思いと、
 名物の「ねこの座布団」の歴史を聞いて、「想いに応えたい」と事業承継を決意。
・今は梁さんの出身地の韓国料理店の開店と、ねこの座布団のレシピアップデート、
 十勝産のジャガイモを使ったお菓子の開発に挑戦し、地域の人も巻き込みながら事業の準備をされています。

<「まだ大丈夫」はあっという間に「どうしよう」に。>
・事業の引継ぎには大きな決断と長い時間が必要です。「まだ大丈夫」はあっという間に「どうしよう」に。
 お早めに、国が設置する相談機関である北海道事業承継・引継ぎ支援センターにご相談ください。
 ご相談は無料。お気軽にお電話ください。
・電話番号は011-222-3111、011-222-3111。メールでのご相談も可能です。
 詳しくはインターネットで「北海道 (スペース) 引き継ぎ」と検索ください。

▶▶ホームページはこちら▶▶
  https://www.hokkaido-jigyoshokei.go.jp/
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    北海道事業承継・引継ぎ支援センターの濱さんと
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