KANのロックボンソワ

第816回『押し入れ多め and demo…』

2020年8月22日(土)

第816回『押し入れ多め and demo…』

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
私のアルバム制作が本格的に動き出しています。
そんななか、やはり再び移動を控えましょうということになり、
ここからしばらくは東京からの放送が続きます。というわけで、
今週は『押し入れミュージック』を多めに、もちろんデモ音源も
お聴きいただく1時間です。よろしくおつきあいください。

M1. 焼肉でもいきましょうよ / KAN < 弱い男の固い意志 < 2010(1993)

米津玄師さんのライブで『Lemon』を演奏する直前に会場にレモンの
香りが立ち込めたというスゴイ話を受けての選曲です。

【押し入れミュージック】
私の自宅の押し入れのCDライブラリーから選曲するこのコーナー、
再び東京収録の今週は、洋邦ともに2曲ずつお聴きいただきます。

M2. This Is Me / Climie Fisher < Everything < 1987

洋楽の1曲目は、先々週から引き続いてかけたい曲が集中していた「F」から。
ソングライター・Simon Climieとキーボーディスト・Rob Fisherが、
アビーロードスタジオでのセッションで知り合ったことをきっかけに結成されたデュオ。
このアルバム1枚しか持ってませんが、ぜんぶイイ曲です。

M3. Bamboléo / Gypsy Kings < 1987

続いて「G」は、4アーティストしか持ってませんでしたが、Gypsy Kingsのは
ベスト盤なので3枚組です。1987年に発表したこの曲はフランスで大ヒットし、
フランソワ・ミッテランさんも大統領選でこの曲を使用したそうです。
「列車もJR線やたまんねぇな、乗ってねぇなクルマ」と歌い出します。

M4. スッピンと涙 / 後藤真希 < 2005

さて今週の邦楽は「こ」から。なにを隠そうなんにも隠してない、作曲は私です。
実は『羽田、満月』というタイトルで切ない歌詞も書いてたんですがボツになり、
つんくが歌詞を書きました。でもピアノは私が弾いてます。

M5. Goldfinger ’99 / 郷ひろみ < 1999

「こ」からもう1曲。やぁ〜、久しぶりに聴きましたが、やっぱ、スゴイですねぇ。
なんつうか、気迫が違いますよね。オリジナルは1999年3月に発表された
リッキー・マーティンの曲を、そのカバーを同年7月にリリースしてるってのも
スゴイんですが、サビの英語詞「Upside inside out」を「アチチアチ」にした
康珍化さんもまたスゴイと思います。

【デモね、涙が出ちゃうのよ♡】

M6. きんちゃんファンク(demo) / 2006

神奈川県の“さち子”さんから「誰がなんと言おうと、イチ押しです☆」とでも
リクエストをいただきました。はい、これなかなかおもしろいです。
歌詞を書く前の仮タイトルは「きんちゃんファンク」です。

M7. おしえておくれ / KAN < 遥かなるまわり道の向こうで < 2006

で、その本チャンなんですが、実は、曲自体は1997年頃にできていて、
9年かかってやっと書けた歌詞が「なにがどうなってこうなっちゃたの?」です。
ぼくってかなりスゴイでしょう。

さて来週は、スキマスイッチのお二人からコメントをいただく予定ですので、
そちらもお楽しみに。

無観客・有料生配信ライブへの出演が決定しています。
【10th Anniversary 音市音座 2020】
日時:2020年9月5日(土)・6日(日)
私KANは5日(土)に出演します。詳しくはこらち
https://www.sundayfolk.com/go/otoichi20/

【弾き語りばったり #31 小さい土器みつけた】は全公演中止が決定しています。
詳細はオフィシャルサイトで御確認ください。

28年ぶりのアーティスト本【
KAN in the Book 他力本願独立独歩33年の軌跡】は発売中です。

柄にもなく Twitterなんかもやっちゃっているのでプリーズフォローミー。 
https://twitter.com/_kimuraKAN

皆さまからのふつうのリクエストやデモテープリクエストなどもお待ちしています。
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