KANのロックボンソワ

第834回『発表! Album of the Year 2020』

2020年12月26日(土)

第834回『発表! Album of the Year 2020』

【ロックボンソワ】も今年最後の放送ってことで、なんだったんだよ?な
2020年の私の活動をざっくり振りかぶってみますと、

お客さまがいる状態でのライブは以下わずか3公演。

【楽演祭 Vol.4】
2020.01.09 Thu @昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ/YAMA-KAN

【スキマとYAMA-KANのスイッチオン】
2020.11.28 Sat @大阪城ホール/YAMA-KAN・スキマスイッチ

【オーケストラ・アンサンブル金沢】
2020.12.27 Thu @石川県立音楽堂/指揮:鈴木織衛

無観客配信イベントも3公演。

【カエルの座談会 〜開催自粛対策会議〜】
2020.04.01 Thu/根本要・KAN・佐藤竹善・和田唱

【スタッフ応援ライブ HELP! 4人はアイテル】
2020.06.21 Sun/根本要・杉山清貴・KAN・馬場俊英

【10th Anniversary 音市音座 2020】
2020.09.05 Sat @日本ガイシホール
KAN・鈴木雅之・Stardust Revue・藤井フミヤ・吉田山田・渡辺美里

そして、明後日、こちらです。

【クイズ!紅白ゆく年くる年かくし芸大賞 2020-2021 大トーク&小ライブ】
2020.12.28 Mon/馬場俊英・KAN・根本要

逆に、観せていただいたライブはわずか2公演
2020.02.05 Wed スキマスイッチ 大阪オリックス
2020.02.11 Tue ASKA 東京文化会館

と、これだけでも明らかに異例だとわかる2020年でした。
そんな今年最後の【ロックボンソワ】は、今年発表された素晴らしい
アルバムを振り返り、私ひとりが勝手に選ぶ【Album of the Year 2020】を
発表する1時間、よろしくおつきあいください。

M1. アース・コレクション / 秦基博 < コペルニクス < 2019.12.11

アルバムリリースは去年の12月ですが、去年の最終放送以前に、
私がこのアルバムを聴けてなかったこともあり、2020年度に
ノミネートしました。すでに配信が始まっている最新曲は、
来週かけさせていただきます。

M2. Beat Out / Northern Boys < SPICE < 2020.01.08

TRICERATOPSのベーシスト・林幸治くんと菅原龍平くんによる
ユニット“Northern Boys”も2枚目のアルバムをリリースしました。
その中から最近の洋楽チックなこのナンバーを。

M3. じゃんがじゃんがりん / ASKA < Breath of Bless < 2020.03.20

ASKAさん復活後3作目のオリジナルアルバム。素晴らしかったです。
ライブも観せていただきました。

M4. シャンデリア / 和田唱 < ALBUM. < 2020.04.22

【Album of the Year 2018】を獲得した初のソロアルバムからわずか
1年半後のセカンドソロアルバム、その名も『ALBUM.』。
これまた素晴らしかった。どの曲も好みですが、マイナー・メジャーを
駆使したストイックコンポージンのこの曲を。

M5. 君は大丈夫! / Stardust Revue < 年中模索 < 2020.07.22

メンバー全員が還暦を超えたスタレビュも、前作『還暦少年』からわずか
2年後のアルバムリリース。ここに来てこの勢いはなんでしょう?

M6. Turn over? / Mr.Children < SOUNDTRACKS < 2020.12.02

出ました・・・。いやぁ、桜井さんの作品は、
正直、聴くの怖いんですよ。打ちのめされますからね。
で、はい、今回もちゃんと打ちのめされています。

というわけで、私ひとりが勝手に選ぶ【Album of the Year 2020】の発表です。
まず、過去の受賞作品を振り返ってみますと、以下のとおり。

2004 Songs About Jane / Maroon 5
2005 A Time To Love / Stevie Wonder
2006 Morph The Cat / Donald Fagen
2007 It Won't Be Soon Before Long / Maroon 5
2008 優秀作が多数あり選考不能(Perfume・Mr.Children・平井堅さん他)
2009 ⊿ (Triangle) / Perfume
2010 Documentary / 秦基博
2011 JPN / Perfume
2012 Scramble / ASKA
2013 NEW / Paul McCartney
2014 ONE MIND / ウルフルズ
2015 青の光景 / 秦基博
2016 amore / JOHN.B & the DONUTS
2017 THE WHITE ALBUM / サトミツ&ザ・トイレッツ
   きっといつか消えてしまう、 / 見田村千晴
2018 地球 東京 僕の部屋 / 和田唱
2019 歪だって抱きしめて / 見田村千晴

では、発表します。

私ひとりが勝手に選ぶ【Album of the Year 2020】は!?

(ドラムロール)

KAN  『23歳』 です!

・・・と言いたいところなんですが、それじゃ、おいおいおい、
どうなのよそれ?
って感じになりそうなので、自分の作品は置いとくとして、
ホントに、発表します。

私ひとりが勝手に選ぶ【Album of the Year 2020】は!?

(ドラムドール)

和田唱  『ALBUM.』

で〜〜〜〜す!

いやぁ、今回も全曲よかったです。自身のあり方・作風をTRICERATOPSの
それと明らかに区別しながらのこの11曲、このバリエイションはホントに
すごいと思いますし、なにしろ、弦楽器の演奏以外はすべてひとりでやり切った、
というのもすごいです。
アルバムタイトルもジャケット写真もよかったです。
和田唱くん、おめでとうございます。

M7. 笑顔でいるのが僕の役割 / 和田唱 < ALBUM. < 2020.04.22

というわけで、アルバムの最後に収録されているこの曲を。洋楽ロックを
長く聴き込んでいる和田唱くんは、映画・映画音楽にも強く影響を受けて
いるであろうことがわかる名曲です。

M8. ふたり / KAN < 23歳 < 2020.11.25

というわけで、きっとどこかの誰かが私の最新アルバム【23歳】を
【Album of the Year 2020】にしてくれているであろうことを
イメージしながら、今年最後の曲は、これをお聴きいただきます。

2020年もなにかとおつきあいいただきありがとうございました。
来年も正統派音楽番組を楽しみながらお届けしたいと思います。
よろしくお願いします。

さて、唐沢年明けからは全国ツアー
【弾き語りばったり #30 First Class Distance】。
札幌公演は2021年1月17日(日)Zepp Sapporoです。
このツアーの配信はありません。会場でお会いできることを
楽しみにしています。

【クイズ!紅白ゆく年くる年かくし芸大賞 2020-2021 大トーク&小ライブ】
さぁ松本いよいよ明後日2020年12月28日(月)生配信。
馬場俊英くん仕切りで、ゲストに根本要さんを迎えての、
爆笑トーク炸裂必至の生配信イベントです。
アーカイブは年明け1月3日(日)まで視聴可能です。
配信チケットの御購入はこちらから↓
https://eplus.jp/sf/detail/3351850002?P6=001&P1=0402&P59=1

28年ぶりのアーティスト本
【KAN in the Book 他力本願独立独歩33年の軌跡】も発売中です。

柄にもなく Twitterなんかもやっちゃっているのでプリーズフォローミー。 
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