加藤さんと山口くん

第22回 2021/2/28

2021年2月28日(日)
  • 加藤一郎・山口一郎
加藤浩次とサカナクション・山口一郎。ともに北海道・小樽市出身の2人が出演するSTVラジオ『加藤さんと山口くん』は今回、いつかこういう日が来るであろうと予想できた「全編小樽超ローカルトーク」です。

盛り上がったのは「天狗山スキー場」の思い出。天狗山スキー場とは、小樽っ子なら幼稚園や小学校時代から必ずスキー授業で何度も訪れる、いわば小樽の聖地のひとつ。(余談ながら、天狗山スキー場はコースの難易度が高く、ここで取得したスキー検定バッジは"別格"とさえ言われる、北海道のスキーヤーの聖地でもあります)。

高校時代、その天狗山でスキー授業を受けていた加藤と山口。加藤の高校時代には残っていた「ジャイアントコース」の話で盛り上がりは最高潮に。

山口「コブとかボク、滑れないっすわ」

加藤「オレも無理かもなぁ、ヒザがもたないもん」

山口「天狗山の(リフトで)いちばん上まで行って、ファミリーコースじゃない方、真っ正面から降りていくコースが急なんですよね」

加藤「ジャイアント?」

山口「ジャイアント!!(手をたたいて爆笑)」「そう、ジャイアント、ジャイアント!」「ジャイアントで降りるか、ファミリーコース行くか、ですよね」

加藤「ファミリーコース、いちばん上でしょ」

山口「そうっす。(リフトを)降りてすぐがジャイアントですよね」

加藤「いや、降りて右に行くとジャイアントよ。まっすぐ降りたら、新コースよ」

山口「あ、そうだ、そうだ、そうだ!」

同じ天狗山スキー場でも、時代によってコース構成が変わってきたため、加藤と山口の記憶にもギャップがあることが判明。しかし、同じ小樽で高校時代を過ごした2人には"小樽っ子あるある"の共通認識も。

山口「下のロッジから見る、いちばん高いところ、コブがあるところ。あそこのコースは何っすか?」

加藤「あれが、新コース」

山口「あれが新コースか!。ジャイアントじゃないんだ」

加藤「その左がジャイアント」

山口「ボク、行きもしなかったですわ、ジャイアント」

加藤「俺らはジャイアントを滑って帰るの」

山口「あー、最後にですか」

加藤「滑ったまま帰るの、家まで」

山口「そうだそうだ。いた、いた、いた、滑って帰るヤツ、いた!」

加藤「スキー場から、板はずさずに、いまはもうダメなんだろうけど、道をずーっと滑ってさ」

山口「ロードヒーティング無いですもんね」

加藤「そのまま滑って帰ってた」

山口「いたいた。先生に怒られてましたわ、そういうヤツ」

スキー場から、そのまま滑って家まで帰れるなんて、スキー天国・北海道と言えども、そうそう出来る所はありません。天狗山のすぐ麓まで住宅街が広がる小樽ならではの思い出です(真似してはいけません!)。

ちなみに天狗山スキー場のジャイアントコースは現在は閉鎖されていますが、最大斜度42度という"絶壁"の超難関コースでした。そこを普通に滑って、そのまま家まで滑って帰っていた加藤。スキーの腕前は芸能界でもトップレベルかも!?。
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