加藤さんと山口くん

第23回 2021/3/7

2021年3月7日(日)
  • 加藤一郎・山口一郎
いつものようにサカナクション・山口一郎の自宅に収録のためにやってきた加藤浩次。着くと、山口の家にはサカナクションのメンバー、ギター担当の岩寺基晴とドラム担当の江島啓一の2人がいました。

加藤「あらっ、サカナクションじゃん!サカナクション3人いる!」

山口「道民なんで」(岩寺、江島ともに札幌市出身)

しかし、2人のメンバーがいたのは、道民の輪を広げるためではありません。そこに加藤の目に入ったものは…

加藤「えー、ドラムセットある。なんで?」

山口「きょうはカトキングに、ドラムを覚えてもらおうかなと」

加藤「ドラムゥ?! めちゃめちゃ難しいじゃん。いちばん難しいでしょ!」

山口「ギターやってたじゃないですか『スッキリ!』で。見させて頂いた感じ、やっぱりギターには未来はないなと」(一同、爆笑)

加藤「見切りつけるの、早えぇよ!」「おれ、リズム感が本当にないんだよね」

山口「ただ、ドラムでリズム感を少し養えば、ギターも上達する可能性は高いんです」

加藤「本当に?でも、その前にオレ、そこまでギター上達したくないんだけど」

山口「いや、僕の中の目標では、カトキングバンドで武道館という…」

加藤「なに言ってんだよ」

山口「何度も言ってるように、加藤さん、歌手デビューした方がいいッスよ。その夢、諦めてないんで。何度もいってるじゃないッスか」

山口のイメージする「カトキングバンド@武道館」は、さながら「クイーン@武道館」で、加藤浩次はギターを弾きながら熱唱するフレディ・マーキュリーなのでしょうか。

加藤「でもさ、オレにその気がないんだよ」

山口「いや、廻りから固めて行きますから、そういうのは。『加藤さんがいま、ドラムの練習してます』というのは、ボクがいっぱい発信していきますから」

加藤「ヤバいじゃん。超スパルタじゃん」

いろいろとダダをこねながらも、いよいよ加藤のドラムレッスンが始まりました。サカナクションのドラマー・江島啓一の指導の下(なかなか贅沢です)、カトキングバンド@武道館への第1歩が踏み出されたのでありました…。
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