第50回 2021/9/12
2021年9月12日(日)
シミュレーションのクレー射撃対決の後、2人は東京・中目黒にあるジンギスカン店へ繰り出し、小樽の話題で盛り上がっています。このお店は、加藤の高校時代の同級生・藤堂さんが経営していて、『加藤さんと山口くん』の中でもたびたび話題に出ていたお店。初めて来た山口にとっては、まるで小樽に帰ってきた感覚のようです。
藤堂さん:(5月に放送した「小樽編」の動画版)あの有料チャンネル、見ましたよ。
山口:(爆笑)あれで「しかま寿司」にお客さんが来たらしいんですよ。
加藤:ああ、良かったじゃん。
山口:良かった。(女将と)付き合ってたって、オレが勝手に思ってた、というコトになった…。
加藤:良かったじゃん。
山口:「言われる」って言ってました。(編注:5月にOAした「小樽編」の中で、加藤と山口が訪ねた「しかま寿司」は、山口の中学校の同級生が女将をしていて、当時「付き合っていた」と山口は思い込んでたが、女将にあっさり否定されてしまいました)
加藤:でも、そんなんで、ちょっとでもなぁ、協力できると良いよね。
山口:良いっすよ。また行かないと。
加藤:何をウリにしていけばいいのかねぇ、小樽って。
山口:小樽のあのメインストリートあるじゃないですか、駅前通り。運河にずーっと(坂を下りてい行く道)。
加藤:うん。
山口:あそこがちょっと、もったい無いですよね。あそこがもう少し、観光のメイン道路になるといいのなぁって思って。
加藤:どうしたらいいのかねぇ。いまもう「観光地!」みたいなのって、あんまりよくないよね。
山口:でも、函館とか行くと、街も全部がそういう風に(観光地っぽく)なっているなって思いますけどね。キレイにしてるし。小樽って何か、けっこうバラバラなんだよなぁ。「メルヘン通り」なんか、ちゃんとやれてるじゃないですか。
加藤:メルヘン通りって、どこ?
藤堂さん:堺町商店街の、「六花亭」とかあるところ…。
山口:(メルヘン通りにある)「北一硝子」とか行ったじゃないですか。あそこはちゃんと観光地っぽくなってるけど、一歩出たら、もう何にもないですもんね。「かま栄」の通りとか。もったいないなぁと思って。
加藤:おれは、何か「生活」だと思うんだよねぇ。生活と観光は密着してるけど、観光地って言うのは、おれはあんまり魅力を感じないんだよね。
山口:う〜ん。
加藤:観光地として無理くり作ったみたいな…。
山口:それ、花園(小樽の古くからの歓楽街)のスナック街みたいな感じの方がいいってことですか?
加藤:なんか生活というか、花園のスナック街が、漁師が来てて活気があるスナック街とか、そこに何かストーリーが絶対、要る気がするんだよ。
山口:無理に作り出したものじゃなくて…?
加藤:そう。小樽の人たちが生活している中のカッコよさって言う…。みんなが「あ、いいなぁ、こういう生活」とか「いいなぁ、この街」とか、生活と密着していないと、もう無理なような気がするんだよね。昔は、観光地で、お土産屋がバーって並んでいたら、そこにみんなお土産を買いに来てみたいな。「はい、石原裕次郎記念館あります。はい、そのあと、ここでお土産買って下さい」みたいなことは昔は成立したけど、もうこれからは生活と密着してないと、小樽に住んでる人たちが生活としてカッコいいとうか、何かこの生活スタイルありだな、ってみたいなのを打ち出していかないと、オレは無理なような気がするけどね。
藤堂さん:確かに…。
山口:「ぱんじゅう」みたいなとか?
加藤:「ぱんじゅう」ね。ぱんじゅうでも良いと思うんだよね。
藤堂さん:「ぱんじゅう」は、どこのぱんじゅう店?西川のぱんじゅう店?都通りの…。
山口:ボク、都通りでした。
藤堂さん:じいさん、生きてた?
山口:生きてて、(ぱんじゅうを買いに)行ったら、1個とか2個、おまけでくれるんです。
小樽のディープなローカル話は尽きませんが、加藤も山口も小樽の街がまた賑やかになることを願っていることが判ります。離れているからこそ、故郷のことが気になるものなのですね。2人の小樽愛が滲み出るジンギスカンの時間です。
ちなみに「ぱんじゅう」とは、小さくて丸い「おやき」で、小樽っ子のソウルフード。都通りと言う小樽のアーケード商店街にある「西川ぱんじゅう店」は特に有名で、亡くなられた先代は今も店の看板にもなっている地元の超有名人でした。
この回を聴くと、ものすごく小樽に詳しくなります!
藤堂さん:(5月に放送した「小樽編」の動画版)あの有料チャンネル、見ましたよ。
山口:(爆笑)あれで「しかま寿司」にお客さんが来たらしいんですよ。
加藤:ああ、良かったじゃん。
山口:良かった。(女将と)付き合ってたって、オレが勝手に思ってた、というコトになった…。
加藤:良かったじゃん。
山口:「言われる」って言ってました。(編注:5月にOAした「小樽編」の中で、加藤と山口が訪ねた「しかま寿司」は、山口の中学校の同級生が女将をしていて、当時「付き合っていた」と山口は思い込んでたが、女将にあっさり否定されてしまいました)
加藤:でも、そんなんで、ちょっとでもなぁ、協力できると良いよね。
山口:良いっすよ。また行かないと。
加藤:何をウリにしていけばいいのかねぇ、小樽って。
山口:小樽のあのメインストリートあるじゃないですか、駅前通り。運河にずーっと(坂を下りてい行く道)。
加藤:うん。
山口:あそこがちょっと、もったい無いですよね。あそこがもう少し、観光のメイン道路になるといいのなぁって思って。
加藤:どうしたらいいのかねぇ。いまもう「観光地!」みたいなのって、あんまりよくないよね。
山口:でも、函館とか行くと、街も全部がそういう風に(観光地っぽく)なっているなって思いますけどね。キレイにしてるし。小樽って何か、けっこうバラバラなんだよなぁ。「メルヘン通り」なんか、ちゃんとやれてるじゃないですか。
加藤:メルヘン通りって、どこ?
藤堂さん:堺町商店街の、「六花亭」とかあるところ…。
山口:(メルヘン通りにある)「北一硝子」とか行ったじゃないですか。あそこはちゃんと観光地っぽくなってるけど、一歩出たら、もう何にもないですもんね。「かま栄」の通りとか。もったいないなぁと思って。
加藤:おれは、何か「生活」だと思うんだよねぇ。生活と観光は密着してるけど、観光地って言うのは、おれはあんまり魅力を感じないんだよね。
山口:う〜ん。
加藤:観光地として無理くり作ったみたいな…。
山口:それ、花園(小樽の古くからの歓楽街)のスナック街みたいな感じの方がいいってことですか?
加藤:なんか生活というか、花園のスナック街が、漁師が来てて活気があるスナック街とか、そこに何かストーリーが絶対、要る気がするんだよ。
山口:無理に作り出したものじゃなくて…?
加藤:そう。小樽の人たちが生活している中のカッコよさって言う…。みんなが「あ、いいなぁ、こういう生活」とか「いいなぁ、この街」とか、生活と密着していないと、もう無理なような気がするんだよね。昔は、観光地で、お土産屋がバーって並んでいたら、そこにみんなお土産を買いに来てみたいな。「はい、石原裕次郎記念館あります。はい、そのあと、ここでお土産買って下さい」みたいなことは昔は成立したけど、もうこれからは生活と密着してないと、小樽に住んでる人たちが生活としてカッコいいとうか、何かこの生活スタイルありだな、ってみたいなのを打ち出していかないと、オレは無理なような気がするけどね。
藤堂さん:確かに…。
山口:「ぱんじゅう」みたいなとか?
加藤:「ぱんじゅう」ね。ぱんじゅうでも良いと思うんだよね。
藤堂さん:「ぱんじゅう」は、どこのぱんじゅう店?西川のぱんじゅう店?都通りの…。
山口:ボク、都通りでした。
藤堂さん:じいさん、生きてた?
山口:生きてて、(ぱんじゅうを買いに)行ったら、1個とか2個、おまけでくれるんです。
小樽のディープなローカル話は尽きませんが、加藤も山口も小樽の街がまた賑やかになることを願っていることが判ります。離れているからこそ、故郷のことが気になるものなのですね。2人の小樽愛が滲み出るジンギスカンの時間です。
ちなみに「ぱんじゅう」とは、小さくて丸い「おやき」で、小樽っ子のソウルフード。都通りと言う小樽のアーケード商店街にある「西川ぱんじゅう店」は特に有名で、亡くなられた先代は今も店の看板にもなっている地元の超有名人でした。
この回を聴くと、ものすごく小樽に詳しくなります!