●北朝鮮が２発の弾道ミサイルを発射　日本のＥＥＺの外側に落下と推定
●道内ガソリン１８３．３円　全国平均は１８５．６円で過去最高値を更新　
●岸田総理　ガソリン補助金延長　１リットル１７５円前後まで抑える方針
●駐米韓国大使「年内に日中韓首脳会談開催で調整」　実施されれば4年ぶり
●中国で日本便予約「３割減少」中国メディアが報道
●中国の水産物輸入停止　松野長官「ＷＴＯの枠組みで対応」
●西武池袋本店きょうスト実施　大手百貨店でおよそ６０年ぶり
●自転車の交通違反に「青切符」導入も　警察庁が有識者検討会
●ハワイ・マウイ島山火事　壊滅的な被害地区での捜索終了　海上での捜索は継続
●道の鉄道貨物維持　オホーツク管内首長らが意見交換会
●旭山動物園のライオン「イト」が引っ越し　１１月に円山動物園へ
●円山動物園の赤ちゃんゾウ　体重１５５キロ　性別はまだ不明
【速報】豊平区の路上で強盗事件　全身黒づくめの犯人は逃走

●きのうのメジャーリーグ
　エンゼルス大谷翔平選手が１１試合ぶり３安打
●きょうのメジャーリーグ
　エンゼルス大谷翔平選手が４打数１安打　今季通算９５打点
●きのうのプロ野球結果
　ファイターズ　ロッテに３－２　ポンセ投手が３連勝
●テニス全米オープン　男子シングルス日本勢は全員１回戦敗退
　【速報】男子ダブルス　西岡良仁・マクラクラン勉ペア 逆転勝利で初戦突破
●バスケ男子Ｗ杯　きょうベネズエラ戦　あすはカボベルデ戦　
●コンサドーレ　Ｕ-１８出間思努選手を来季トップ昇格へ
　９/２はホームでＧ大阪戦　馬場晴也選手が１０戦ぶり勝利呼ぶ

【6時台】
M「MOON /レベッカ」

【7時台】
M「リヴ・ホワイル・ウィアー・ヤング/ワン・ダイレクション」

これまでのアナウンサー生活と防災士資格取得で培った知識を活かし
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。

今回は 『　9月1日は防災の日　』

制定されたのは、関東大震災が由来です。
その関東大震災から、今年で１００年。
さらに北海道胆振東部地震から５年という今年はさらに防災の意識を高めたいです。

一方で、「災害級」とも言われた猛暑が襲ったこの８月の北海道。
９月に気をつけなければならないポイントとしては、
その暖められた空気が、地表付近に残ったままで上空に冷たい空気が入り込んで、
大気の状態が不安定になることです。
そんな状況で、心配されるのが「竜巻」です。
いちど起こると、大きな被害を与える竜巻については、
首相官邸のHPでも、警戒を呼び掛けています。

そのHPから・・
竜巻は、発達した積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する激しい渦巻きです。
台風や寒冷前線、低気圧など積乱雲が発生しやすい気象条件に伴って発生しやすくなっています。
日頃から、気象庁が発表する「竜巻注意情報」に注意するとともに、
空の変化（発達した積乱雲が近づく兆し）に注意をしてください。
真っ黒い雲が近づく、雷が鳴る、冷たい風が吹き出す、
大粒の雨や「ひょう」が降り出すなどの積乱雲が近づいている「兆し」があれば、
竜巻が発生する可能性があります。
日本では、竜巻は台風や寒冷前線、低気圧などに伴って、
季節を問わず全国で発生していますが、特に、積乱雲が発達しやすい台風シーズンの
９月、１０月に、竜巻の発生確認数が多くなっています。
１年当たりの竜巻発生確認数は２３件（2007～2017年、海上竜巻を除く）となっています。

さらに気象庁では、竜巻などの激しい突風が予想される場合には、
「竜巻」を明記した「雷注意報」を数時間前に発表します。
そして、今まさに発生しやすい気象状況になった場合には「竜巻注意情報」を発表します。
また、竜巻などの激しい突風が発生しやすい地域の詳細な分布と1時間先までの予報として、
「竜巻発生確度ナウキャスト」を提供しています。
この「竜巻発生確度ナウキャスト」とは、どんなもので、どんな発表をするのでしょうか？

気象庁のHPから・・
竜巻などの突風は、規模が小さく、レーダーなどの観測機器で直接実体を捉えることができません。
そこで、竜巻発生確度ナウキャストでは、気象ドップラーレーダーなどから
「竜巻が今にも発生する（または発生している）可能性の程度」を推定し、
これを発生確度という用語で表します。
発表される数字は、「発生確度１」または「発生確度２」で、
当然ながら、「発生確度２」の方が、竜巻などの激しい突風が出現する確率が高いということです。

竜巻発生確度ナウキャストは、竜巻の発生確度を10km格子単位で解析し、
その1時間後（10～60分先）までの予測を行うもので、10分ごとに更新して提供します。
竜巻発生確度ナウキャストは、分布図形式の情報として防災機関等に提供されているほか、
気象庁ホームページでも提供されています。

発生確度2となっている地域は
竜巻などの激しい突風が発生する可能性がありますので、
急な突風の発生に対する注意が必要です。
発生確度2が現れている区域には、竜巻注意情報も発表します。
竜巻などの激しい突風は積乱雲の下で発生します。
次のように発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、
頑丈な建物内に移動するなど身の安全確保に努めてください。

発生確度1となっている地域は、発生確度2よりは低いですが、
竜巻などの激しい突風が発生する可能性が高い状況です。
発生確度1は発生確度2に比べて頻繁に現れるので空振りも多くなりますが、
竜巻などの激しい突風の発生を見逃すことが少ない情報です。
突風による影響が大きい作業や行事を行う場合には、発生確度1にも十分留意して下さい。
なお、発生確度1と2の違いは、竜巻などの激しい突風が発生する可能性の程度の違いを表現したものであり、
発生するまでの時間的な切迫度を示したものではありません。
発生確度1も「竜巻などの激しい突風が今にも発生しやすい」気象状況になっていることに違いはありません。
発生確度が現れていない地域は
発生確度1や2となっている地域に比べると可能性は低いですが、
発生確度が現れていない地域でも積乱雲が発生している場合には、
竜巻などの激しい突風が発生することがありますので、注意が必要です。

「発生確度」という言葉が出た場合は、警戒をお願いします！
ただし、雷の予測というのは、他の気象現象と比べても
かなり難しいジャンルと言われています。

発生確度2となった地域で竜巻などの激しい突風が発生する可能性（予測の適中率）は7～14％です。
発生確度2は竜巻注意情報の発表に繋がることから、できるだけ絞り込んだ予測としていますので、
発生確度１に比べて予測の適中率が高い反面、見逃し（予測できない突風事例）が多くなります。
発生確度2の捕捉率が50～70％というのは、実際に発生する突風事例のうち、
50～70％の事例を予測できるということであり、
言い換えると見逃す事例が30～50％あるということです。
発生確度1は、発生確度2で見逃す事例を補うように設定しており、
広がりや出現する回数が多くなります。
このため、発生確度１以上の地域では、見逃しが少ない反面、
予測の適中率は1～7%と低くなります。発生確度1以上の捕捉率は80％程度で、
言い換えると見逃す突風事例は20％程度となり、発生確度2よりも少なくなります。

雷注意報が出て、竜巻注意情報、発生確度という言葉が出たら
気を付けなければいけません。
9月は竜巻が発生しやすいというのを
頭の片隅に置いといていただければと思います。