今朝の放送内容 4月25日(火)
2023年4月25日(火)
今朝の放送内容
今朝の主なニュース・スポーツ情報
●スーダンに滞在の日本人とその配偶者の合計45人がジブチ到着
●岸田総理「今、解散・総選挙は考えていない」
●東京・上野の宝石店強盗 実行役の20歳男逮捕
●地下鉄大通駅構内で「なた」1本携帯 26歳の自称・無職の男逮捕
●千歳相互観光バスの労働組合がストライキ 路線バスがきょう終日運休
●日高道入口で大型トレーラー横転 運転手死亡
●西区で乗用車燃える 走行中に出火か けが人なし
●道内感染者270人 全国4046人
●物価高の影響「去年以上に感じる」9割超 家計調査結果
●物価高騰で生活支援 「プレミアム商品券」申し込み開始 札幌市
●財政審 成長に向けた財政を議論 雇調金への問題視相次ぐ
●タクシー運賃「ダイナミックプライシング」導入へ 来月中にも
●きのうのメジャーリーグ
パドレス・ダルビッシュ投手 緊急降板も6回1失点で今季初勝利
●きょうのメジャーリーグ
レッドソックス吉田正尚選手は4番レフト
エンゼルス大谷翔平選手は3番DH
●米女子ゴルフ・シェブロン選手権 渋野日向子選手28位「悔しいラウンドだった」
●バレーV1昇格・ヴォレアス北海道 分析力生かしアタック
●野球独立L・士別サムライブレイズ 中村監督「圧倒して1年戦う」
●ファイターズ きょうからエスコンFでオリックス2連戦 伊藤大海投手が先発
●岸田総理「今、解散・総選挙は考えていない」
●東京・上野の宝石店強盗 実行役の20歳男逮捕
●地下鉄大通駅構内で「なた」1本携帯 26歳の自称・無職の男逮捕
●千歳相互観光バスの労働組合がストライキ 路線バスがきょう終日運休
●日高道入口で大型トレーラー横転 運転手死亡
●西区で乗用車燃える 走行中に出火か けが人なし
●道内感染者270人 全国4046人
●物価高の影響「去年以上に感じる」9割超 家計調査結果
●物価高騰で生活支援 「プレミアム商品券」申し込み開始 札幌市
●財政審 成長に向けた財政を議論 雇調金への問題視相次ぐ
●タクシー運賃「ダイナミックプライシング」導入へ 来月中にも
●きのうのメジャーリーグ
パドレス・ダルビッシュ投手 緊急降板も6回1失点で今季初勝利
●きょうのメジャーリーグ
レッドソックス吉田正尚選手は4番レフト
エンゼルス大谷翔平選手は3番DH
●米女子ゴルフ・シェブロン選手権 渋野日向子選手28位「悔しいラウンドだった」
●バレーV1昇格・ヴォレアス北海道 分析力生かしアタック
●野球独立L・士別サムライブレイズ 中村監督「圧倒して1年戦う」
●ファイターズ きょうからエスコンFでオリックス2連戦 伊藤大海投手が先発
今朝の選曲
【5時台】
M「 チャンス到来/バービーボーイズ」
【6時台】
M「ジプシー/児島未散」
【7時台】
M「アイ・ラヴ・ロックン・ロール/ジョーン・ジェット」
M「 チャンス到来/バービーボーイズ」
【6時台】
M「ジプシー/児島未散」
【7時台】
M「アイ・ラヴ・ロックン・ロール/ジョーン・ジェット」
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春らしい色合いのアベック!明日のあさミミ☆リサーチは「懐かし流行語」
あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス
八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。
今回は「 外国人選手初の三冠王 ブーマー・ウェルズ 」
三冠王を外国人選手で初めて獲得したのが
25日に69歳のお誕生日を迎えるブーマー・ウェルズさん。
本名グレゴリー・デウェイン・ウェルズさん。
1954年4月25日アメリカアラバマ州出身の元プロ野球選手で、
1980年代後半の阪急・オリックスの主砲として、数々のタイトルを獲得した
日本の野球界において屈指の外国人選手でした。
実はブーマーさん野球選手ではありませんでした。
ニューヨーク州立大学オールバニ校時代はNFL、アメリカンフットボールの選手を目指していて、
1975年のNFLのNFLドラフト16巡目でニューヨーク・ジェッツに指名もされるほどの実力でした。
ただ、すぐに体重とパワーの不足を理由に自由契約となってしまいます。
なぜならブーマーさんの現役時代のサイズは身長2m、体重100kg。
NFLの自由契約後、ブーマーさんはアマチュアFAとしてMLB傘下のチームと契約。
1976年のパイレーツ、1981年にブルージェイズ、1982年にツインズとの契約を経て、
1983年に阪急ブレーブス入団。
実は阪急がブーマーさんを獲得したのは1982年オフのハワイのウィンター・ミーティング。
当初阪急は後に阪神タイガースに入団し、
セ・リーグで三冠王を獲得するランディ・バースさんに目を付けていて、
阪神タイガースとの間で契約金の競り合いになったそうです。
ただ、その一方で阪急球団常務の矢形勝洋さんがアメリカのスポーツ雑誌の情報から、
「長打力がありながら三振の少ない」というブーマーさんに着目、ツインズと交渉していました。
当初ツインズはメジャーに昇格させる予定があるとして拒否しましたが、
トレードマネーの支払を条件に移籍に応じ、阪急への入団が決まります。
阪急はバースさんからは撤退。
阪急はツインズに対し年俸3,000万円とトレードマネーを支払いましたが、
それでも阪神のバースさんへの年俸支給額よりは安かったそうです。
ただ、この移籍に関してブーマーさんは当初希望していたわけではなかったそうです。
ここにはまたもアメリカの人種問題が関わります。
移籍直前、当時のツインズのオーナーがアフリカルーツの選手が嫌いであり、
トレードマネーを稼ぐためにブーマーを日本に売却したという話、
更にフロントからは「行かなければ永久に野球ができないようにする」と
恫喝されたともいわれているそうです。
そんなブーマーさん、この日本移籍の際に登録名を米球界で特大本塁打を連発して
「ブームを呼ぶ男=ブーマー」と言われたことから、
「ブーマー・ウェルズ」を登録名にしよう!ということになりました。
来日前、何も分からない日本野球について、かつて近鉄・ヤクルトで活躍していた、
チャーリー・マニエルさんから情報を収集。
「投手が打たれると捕手を交代する」など、
日本独特の野球文化を聞いた時は冗談だと思ったそうなんですが
実際日本でプレーして現実だったことを知り驚いたというエピソードも残っています。
シーズン前や試合前の練習については、
もともとブーマーさんは練習量が多いほうだったそうで、
個人的な差はそれほど感じなかったそうです。
また、当時昭和の球場と言えば「タバコとサンポールのにおいがする」と言われたほど、
今のドーム球場やボールパークのように「楽しむ」というきれいな施設からは程遠い存在でした。
特にパ・リーグなんてスタンドは常にガラガラ・・
ブーマーさん、そんな川崎球場で試合前の練習をした後
「ところで本番の試合はどこでするんだろう」と思っていたところ、
その後スタンドに観客が入ってきたのでびっくりしたこともあったそうです。
当時の川崎球場はアメリカでは二軍クラスが使う球場のようなもの。
試合は別の球場に移動して行うのだと思っていたそうです。
しかも、その日のスタンドはいつも通りのガラガラ状態で、
それこそマイナーリーグ並み観客数だったので、
「これが日本のプロ野球なのか・・」と特に驚いたそうです。
ブーマーさん、今までの選手とはけた違いのパワーが特長で、
来日直後の春季キャンプでは、場外本塁打を連発する姿を
テレビのスポーツニュースで見た高齢者が、
衝撃のあまり心臓発作で倒れてしまったとか、
ブーマーさんの打った場外ホームランが近隣の民家に飛び込んで
金魚鉢が壊れたなど数々の伝説を作ります。
そして、1年目のシーズン、膝の手術の影響もあり打率こそ
.307を残したものの期待の本塁打は17本でした。
ただ、ケガが癒えた2年目の1984年には打率.355、37本塁打、130打点の成績を残し、
来日外国人選手初の三冠王と、MVPを獲得、リーグ優勝に大きく貢献しました。
その後、1987年に再び打点王、1989年には首位打者と打点王の2冠を獲得するなど
活躍を続けますが「ブーマー」の本領を発揮したのが1988年7月13日、
当時の西宮球場で行われた西武ライオンズ戦。
現在のライオンズシニアディレクターである渡辺久信さんから打った打球は
西宮球場レフトのスタンド上空を遥かに超える大飛球。
その距離162mの場外本塁打!そうです、中西太さんの記録に並ぶ本塁打を放ちました。
中西さんの場合は「どこまで飛んだかわからない」本塁打でしたが、
民家の軒先という落下地点が確認された本塁打としては日本最長記録となりました。
更に、大谷選手を超える漫画のような出来事も実現します。
それが、1989年9月16日当時の藤井寺球場行われた近鉄戦。
打席に入る際に右人差し指でレフトスタンドを指差します。
つまり、「ホームラン予告」をしたんです。・・
すると相手投手の佐々木修さんから見事指さしたレフトスタンドへ本塁打!
さらに、この年はプレー以外でも怪力具合にスポットが当たります。
9月25日の対福岡ダイエーホークス戦、3回裏にホームランを放った門田博光さんを
ホームで迎えた際のハイタッチ。
本人は軽くタッチしたつもりがこのハイタッチで門田さんは右腕を脱臼。
何とも言えない微妙な空気感に包まれました。
そんなブーマーさん日本球界実働10年で1413本の安打、
うち277の本塁打を放ち歴代来日外国人選手の中でも記憶に残るブームを呼んだ選手でした。
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。
今回は「 外国人選手初の三冠王 ブーマー・ウェルズ 」
三冠王を外国人選手で初めて獲得したのが
25日に69歳のお誕生日を迎えるブーマー・ウェルズさん。
本名グレゴリー・デウェイン・ウェルズさん。
1954年4月25日アメリカアラバマ州出身の元プロ野球選手で、
1980年代後半の阪急・オリックスの主砲として、数々のタイトルを獲得した
日本の野球界において屈指の外国人選手でした。
実はブーマーさん野球選手ではありませんでした。
ニューヨーク州立大学オールバニ校時代はNFL、アメリカンフットボールの選手を目指していて、
1975年のNFLのNFLドラフト16巡目でニューヨーク・ジェッツに指名もされるほどの実力でした。
ただ、すぐに体重とパワーの不足を理由に自由契約となってしまいます。
なぜならブーマーさんの現役時代のサイズは身長2m、体重100kg。
NFLの自由契約後、ブーマーさんはアマチュアFAとしてMLB傘下のチームと契約。
1976年のパイレーツ、1981年にブルージェイズ、1982年にツインズとの契約を経て、
1983年に阪急ブレーブス入団。
実は阪急がブーマーさんを獲得したのは1982年オフのハワイのウィンター・ミーティング。
当初阪急は後に阪神タイガースに入団し、
セ・リーグで三冠王を獲得するランディ・バースさんに目を付けていて、
阪神タイガースとの間で契約金の競り合いになったそうです。
ただ、その一方で阪急球団常務の矢形勝洋さんがアメリカのスポーツ雑誌の情報から、
「長打力がありながら三振の少ない」というブーマーさんに着目、ツインズと交渉していました。
当初ツインズはメジャーに昇格させる予定があるとして拒否しましたが、
トレードマネーの支払を条件に移籍に応じ、阪急への入団が決まります。
阪急はバースさんからは撤退。
阪急はツインズに対し年俸3,000万円とトレードマネーを支払いましたが、
それでも阪神のバースさんへの年俸支給額よりは安かったそうです。
ただ、この移籍に関してブーマーさんは当初希望していたわけではなかったそうです。
ここにはまたもアメリカの人種問題が関わります。
移籍直前、当時のツインズのオーナーがアフリカルーツの選手が嫌いであり、
トレードマネーを稼ぐためにブーマーを日本に売却したという話、
更にフロントからは「行かなければ永久に野球ができないようにする」と
恫喝されたともいわれているそうです。
そんなブーマーさん、この日本移籍の際に登録名を米球界で特大本塁打を連発して
「ブームを呼ぶ男=ブーマー」と言われたことから、
「ブーマー・ウェルズ」を登録名にしよう!ということになりました。
来日前、何も分からない日本野球について、かつて近鉄・ヤクルトで活躍していた、
チャーリー・マニエルさんから情報を収集。
「投手が打たれると捕手を交代する」など、
日本独特の野球文化を聞いた時は冗談だと思ったそうなんですが
実際日本でプレーして現実だったことを知り驚いたというエピソードも残っています。
シーズン前や試合前の練習については、
もともとブーマーさんは練習量が多いほうだったそうで、
個人的な差はそれほど感じなかったそうです。
また、当時昭和の球場と言えば「タバコとサンポールのにおいがする」と言われたほど、
今のドーム球場やボールパークのように「楽しむ」というきれいな施設からは程遠い存在でした。
特にパ・リーグなんてスタンドは常にガラガラ・・
ブーマーさん、そんな川崎球場で試合前の練習をした後
「ところで本番の試合はどこでするんだろう」と思っていたところ、
その後スタンドに観客が入ってきたのでびっくりしたこともあったそうです。
当時の川崎球場はアメリカでは二軍クラスが使う球場のようなもの。
試合は別の球場に移動して行うのだと思っていたそうです。
しかも、その日のスタンドはいつも通りのガラガラ状態で、
それこそマイナーリーグ並み観客数だったので、
「これが日本のプロ野球なのか・・」と特に驚いたそうです。
ブーマーさん、今までの選手とはけた違いのパワーが特長で、
来日直後の春季キャンプでは、場外本塁打を連発する姿を
テレビのスポーツニュースで見た高齢者が、
衝撃のあまり心臓発作で倒れてしまったとか、
ブーマーさんの打った場外ホームランが近隣の民家に飛び込んで
金魚鉢が壊れたなど数々の伝説を作ります。
そして、1年目のシーズン、膝の手術の影響もあり打率こそ
.307を残したものの期待の本塁打は17本でした。
ただ、ケガが癒えた2年目の1984年には打率.355、37本塁打、130打点の成績を残し、
来日外国人選手初の三冠王と、MVPを獲得、リーグ優勝に大きく貢献しました。
その後、1987年に再び打点王、1989年には首位打者と打点王の2冠を獲得するなど
活躍を続けますが「ブーマー」の本領を発揮したのが1988年7月13日、
当時の西宮球場で行われた西武ライオンズ戦。
現在のライオンズシニアディレクターである渡辺久信さんから打った打球は
西宮球場レフトのスタンド上空を遥かに超える大飛球。
その距離162mの場外本塁打!そうです、中西太さんの記録に並ぶ本塁打を放ちました。
中西さんの場合は「どこまで飛んだかわからない」本塁打でしたが、
民家の軒先という落下地点が確認された本塁打としては日本最長記録となりました。
更に、大谷選手を超える漫画のような出来事も実現します。
それが、1989年9月16日当時の藤井寺球場行われた近鉄戦。
打席に入る際に右人差し指でレフトスタンドを指差します。
つまり、「ホームラン予告」をしたんです。・・
すると相手投手の佐々木修さんから見事指さしたレフトスタンドへ本塁打!
さらに、この年はプレー以外でも怪力具合にスポットが当たります。
9月25日の対福岡ダイエーホークス戦、3回裏にホームランを放った門田博光さんを
ホームで迎えた際のハイタッチ。
本人は軽くタッチしたつもりがこのハイタッチで門田さんは右腕を脱臼。
何とも言えない微妙な空気感に包まれました。
そんなブーマーさん日本球界実働10年で1413本の安打、
うち277の本塁打を放ち歴代来日外国人選手の中でも記憶に残るブームを呼んだ選手でした。
毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」
月曜日は庭野ほのかANが担当
「庭野ほのかの☆いっぺこトーク」
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!