北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 2月14日(月)

2022年2月14日(月)

2月14日(月)

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●道内感染者2692人・全国7万7千人
●釧路強盗殺人で甥を逮捕 複数の相手から借金
●手稲区の銭湯で天井崩落
●三幸製菓工場火災 火災で停電
●日米韓外相会談 「3か国の協力強化」で一致
●藤井聡太氏 最年少五冠達成
●稚内市にPCR検査センターオープン
●「バーチャル大通公園雪まつり」開幕
●豊浦町で「落ちないホタテ」合格祈願
●浦河町で乗用車が路外に転落
●アメリカとウクライナ首脳が電話会談

●スピードスケート女子500m 高木美帆選手が銀メダル 女子最多メダル5個
 郷亜里砂選手15位・前回金メダルの小平奈緒選手は17位
●カーリング女子日本代表が予選3連勝 きょうは中国・韓国と対戦
●アイスホッケー女子日本代表 準々決勝で敗退
 大澤ちほ選手「勝ちたかった」
●フィギュアスケート羽生結弦選手 きょう会見へ
●スピードスケート男子500m 森重航選手が銅メダル 日本勢3大会ぶりのメダル
 日本記録保持者の新濱立也選手は20位
●ジャンプ男子個人ラージヒル 小林陵侑選手が銀メダル
 個人メダル2個は長野大会・舟木和善選手以来2人目
●ジャンプ高梨沙羅選手・W杯出場へ 既に渡欧
●ファイターズ沖縄キャンプ 
 楽天との練習試合で石井一成選手を4番抜擢 黒星も一時逆転のツーランホームラン 
●コンサドーレ熊本キャンプ 
 シャビエル選手が3年ぶりの開幕戦へ態勢整える 開幕戦は19日アウェー清水戦

今朝の選曲

【5時台】
M「PURE /酒井法子」

【6時台】
M「東京VICTORY /サザンオールスターズ」

【7時台】
M「ふたりのイエスタデイ/ストロベリー・スウィッチブレイド」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス

北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、
レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は『 世界一になった運動が苦手なアスリート 』

北京冬季オリンピックもいよいよ後半。
各アスリートのトップを争う姿には思わず魅了されてしまいます。
そんなアスリートのイメージと言えば・・「運動神経抜群」というのが
真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

ところがそんなイメージのあるアスリートでも人間味あふれる面がある方がいらっしゃいます。
それが今日71歳のお誕生日を迎える上村春樹さんです。
上村さんは1951年2月14日、熊本県下益城郡小川町、現・宇城市出身の柔道家。
段位は講道館9段という実力で、引退後は全日本柔道連盟会長、
国際柔道連盟指名理事、第5代講道館館長等を歴任されている方です。
そんな上村さんが柔道を始めたきっかけですが・・
元々身体が横の方に大きかったようで、その体型を案じたご両親に勧められたことで、
小学校5年生の時に柔道に出会います。
その才能が発揮されたのが6年生で出場した地域の小学生大会。
なんと始めて1年で優勝を果たしたそうです。

その後、県立八代東高に入学すると、
3年間インターハイへの出場は叶わなかったものの、個人戦県大会3位の実績を買われて
1968年国体の県高校代表に選抜されると、5試合を全て違う技で一本勝ち。
チームの団体優勝に貢献します。
その大会を視察に来ていた明治大学柔道部監督の神永昭夫さん
(1964年の東京オリンピック柔道無差別級銀メダリスト)に明治大学を受けるよう勧誘され、入学。
他人より1日に20分長く練習するなど努力を重ね、
ついに4年生の時に全日本学生選手権や世界学生選手権で優勝。

卒業後は旭化成柔道部に入部、2年目には世界選手権での初優勝を遂げます。
そして1976年、全日本選手権で準優勝しモントリオールオリンピック代表権を獲得!
そして無差別級で出場したオリンピック本番では、
174cmと無差別級の柔道家としては小柄にも関わらず、
初戦で身長が自身より約40cm高い選手を大内刈で破ると、あれよあれよと勝ち続け、
決勝戦、イギリス代表のキース・レムフリーに大内刈からの抑え込みで一本勝ち、なんと金メダルを獲得!
1964年の東京オリンピックで柔道が正式種目になって以来、
日本の選手が獲得した初の無差別級金メダルとなりました。

そんな歴史に名を残す名柔道家である上村さんですが、
柔道で世界を制したスーパーアスリートにもかかわらず「運動は大の苦手」だったようなんです。
その伝説が残っています。
小学生の時は100メートル走20秒、子どものころは運動会が嫌で、
数日前から風邪をひくためにわざとお腹を出して寝ていたそうです。
実際に出場した徒競争ではあまりの遅さに、遅れてスタートした次の組とゴールを争ったという逸話も残っています。
更に中学生になっても100メートルは17秒7、鉄棒で懸垂や逆上がり・・一度も出来ず。

しかしながら、そこからの柔道競技での努力は先ほどご紹介したエピソードも含め
ご自身の著書、2011年発売の『やりきる』に記されています。
トップアスリートなのに運動が苦手という方、まだいます。
元体操選手で、ゆかでF難度の「後方宙返り4回ひねり」、
同じくゆかでF難度の「前方宙返り3回ひねり」。
もう一つゆかでH難度の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」。
さらに跳馬では「伸身ユルチェンコとび3回ひねり」。
「伸身ユルチェンコとび3回半ひねり」。
「シェルボ2回ひねり」をいずれも世界で初めて決めて、そのすべてに自身の名前がついている選手・・
2016年リオデジャネイロオリンピック体操男子団体総合金メダル、個人跳馬銅メダル!
そう「ひねり王子」こと白井 健三さん。現日本体育大学の助教授です。
白井健三さんもほほえましい運動音痴エピソードがあります。
彼が選んだ大学は全国のトップオブ運動神経が集う日本体育大学。
白井さんが当時履修した実技は相撲、ソフトボール、サッカー、柔道など。
中でも最も苦手な実技にあげたのが「水泳」。
本人曰く「平泳ぎはいいんですが、クロールができない」とのこと。
実技では100メートル泳ぎきるのが合格基準だったそうなんですが
「70メートルで疲れて止まっちゃう。先生も分かっていて、
いつでもプールから上がれる1番はじっこのコースを泳いでます」という感じだったそうです。

まだいます。高梨沙羅選手です。
上川郡上川町出身スキージャンプ・ワールドカップで男女通じて歴代最多の61勝、
男女通じて歴代最多の表彰台110回、女子歴代最多のシーズン個人総合優勝4回を誇り、
2014年のソチから3大会連続日本代表を務めるスーパーアスリート!
ジャンプでは驚異的な能力を発揮している彼女ですが、実は球技が特に苦手なようで・・
高校時代、強風で中止になったジャンプ大会の代わりに
トレーニングの一環として行われた体育館でのバレーボールでは、
サーブでボールをネットに引っ掛ける、それ以前の合宿ではボールがネットまで届かない、
しまいにはボールを両手で投げてしまう姿が・・。

その他、同じく、ノルディックスキー・ジャンプの伊藤有希選手も中学時代の合宿時に
陸上トレーニングやバドミントンなどさまざまなメニューが行なわれましたが、
正直、参加している選手たちの中でそれらの出来がいいとは言えなかったそうです。
そしてあの柔道家谷亮子さんも現役時代、「体育ではどの種目もできなくて、成績も悪かったです」と語ったり、
バレーボールの元日本代表、大山加奈さんを高校時代指導した小川監督も
「運動神経や反射神経がいいわけではなかった。むしろよくなかった」という程だったようです。

実はこうしたことは、JOCエリートアカデミーのディレクターを務めてきた平野一成さんによれば
「万能ではなくても、ある特定の競技に適しているかどうかがポイント」なんだそうです。
この“適性”に着目した育成は、近年、盛んになってきていて、
福岡県などはセレクトプログラムで選出された小学生から中学3年生を対象に、
能力開発・育成プログラムを実施して、ある競技に打ち込んでいた子供に、
測定で得たデータ、あるいはさまざまな競技を体験する中で
他の競技を勧め、実際に競技転向する子供もいるそうです。
改めて、世界のトップには運命的な「出会い」というのがポイントでしょうし、
今いわゆる運動があまり得意でないお子さんも、
もしかするとほかの競技では世界トップクラスになれる才能を秘めているのかもしれません。

毎日のあさミミ!アラカルト ラインナップ

 毎朝6時30分頃からは、「あさミミ!アラカルト」と題して、パーソナリティが気になる話題、
パーソナリティの個性を生かした“耳をそばだてたくなる話題”をお届けします。

●月曜「八幡淳のスポーツプレゼンス」
 北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている
 八幡淳ならではの目線と感覚で、臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題を伝えてます。


●火曜は「奈々子の朝から晩ごはん」

 渋谷奈々子が、季節の「旬の食材」をテーマに毎週1品レシピを紹介します。朝イチからその日の晩御飯(晩酌)に役立つ情報をお伝えします。

●水曜「ナガイの北海道生活研究室」
 アナウンサー生活32年と防災士資格取得で培った知識を活かし、
 いまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていただきます。


●木曜は「北海道応援!あやサポ!」
 上田あやがこれまでのレポーター経験や取材力を生かし、
 北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!


●金曜は リスナー参加型企画「あさミミ☆リサーチ」
 いま話題になっている事柄や季節の話題をテーマに、リスナーの皆さんからのメールと
 ツイッターのアンケート機能を使って、道民がいまどう思っているか、どう考えているかを調査していきます。

★放送後はラジオクラウドで配信しています★
 STVラジオ「ラジオクラウド」であさミミ!アラカルトの模様を配信しています。
 アプリをダウンロードの上、ぜひお聴きください♪
 
 

《ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!》

今週のテーマ「 好きです!スポーツ   」

今週のテーマは、「  好きです!スポーツ  」
やはりスポーツというのは心を熱くさせるものがあります。
あなたが思うスポーツの良さ、そして具体的にあのスポーツのここが好き!など
スポーツ愛メッセージ、お待ちしています!

●スポーツ大好きです!特にカーリング、好きです!
精密な計算と話し合いながら、賢いなと感心、田舎の小学中学ですが。
私は、いつもリレーのアンカー、ぶっちぎりで早かったです(笑)、
子供の運動会に行くと、同級生が多いので、親のリレーのアンカーに指名され、全力で走りゼイゼイ。
自分の体力の衰えに、ガックリでしたね~(笑)

今回も小学生夏休み作文コンクール2021~未来のボク・未来のワタシ~の受賞作品をご紹介しました。
各賞につきましては、STVラジオのイベント情報をご覧下さい!

テーマへのメッセージはこちらまでお寄せください。

メール:asamimi@stv.jp FAX:011-202-7290
ハガキ・手紙: 〒060-8705 『ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔』の係までお寄せください!
★毎週おひとりの方に、豪華花王製品詰め合わせをプレゼント
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