KANのロックボンソワ

第822回『髭男・浜省・松原・押入 and demo…』

2020年10月3日(土)

第822回『髭男・浜省・松原・押入 and demo…』

“勝負のセプテンバー”をなんとか乗り切りました、と言いながら、
そのまま“勝負のオクトーバー”に突入しています。もうホントに
時間がありません。何十年やってても絶対ギリギリになるんですよね、
アルバムって。なんででしょうね?
というわけで、17作目のオリジナルアルバム【23歳】は、
制作最終段階のスーパー追い込み状態にあります。
11月25日(水)発売です。ご期待ください。
そんなこととは関係なく今週は、最新のリクエストを交えての1時間、
よろしくおつきあいください。

M1. 115万キロのフィルム / Official髭男dism < エスカパレード < 2018

大空町の“あゆみ”さん、リクエストありがとうございます。
いやぁ、イイですねぇ。最新作の『Laughter』もすごくイイです。
アルバムちゃんと聴かなきゃと思ってます。

M2. DANCE / 浜田省吾 < 2020.09.09

続いては大ベテラン浜田省吾さん。
84年のアルバム『DOWN BY THE MAINSTREET』の収録曲の2020年版
ニューアレンジだそうです。ハードボイルドです。
豊平区のラジオネーム“RK”さん、リクエストありがとうございます。

M3. 雪風 / 松原健之 < 2020.09.30

2005年、木村和名義での限定盤の弾き語りアルバム
【何の変哲もないLove Songs】収録の、私の“隠していた名曲”を、
同じ事務所に所属する“奇跡のクリスタルボイス”松原健之くんが
カバーしました。ピアノはBEYOOOOONSの小林萌花さん。
私はこのCDのために弦楽四重奏の編曲を施しました。

【押し入れミュージック】
私の自宅の押し入れのCDライブラリーから選曲するこのコーナー。

M4. マイルドでいこう / 杉真理 < 魔法の領域 < 2008

今週の邦楽は「す」から。私のデビュー直後から何かと気にかけていただいている
杉真理さんの30周年記念アルバムは、伊藤銀次さん、姫野達也さん、村田和人さん、
竹内まりやさんなど、豪華なメンバーが集結して完成させた“奇跡の1枚”。
その中から、音楽的なシャレとエスプリに満ちたこの曲を。
伊藤銀次さんとの共作デュエットです。

【デモね、涙が出ちゃうのよ♡】

M5. SWGB (demo) / KAN <

ボンソワネーム“石狩市★亜沙美”さんからのリクエストで、
『ordinary days』のデモ音源です。録音時期は不明ですが、
Stevie Wonderさんのアルバム【A Time To Love】に
触発されて書いた記憶があるので、2005年か6年くらい
だと思います。すべての楽器は打ち込みで、そのMIDIデータ
そのままで本録音していますので、アレンジは本チャンと
全く同じです。ただ歌詞がまだ一言もない状態です。
デモの仮タイトルは『SWGB』。
Stevie Wonder & George Bensonというイメージです。

M6. ordinary days / KAN < カンチガイもハナハダしい私の人生 < 2010

その本チャン。音が良くなって歌詞がつきました。私の作品の中では
めずらしく事実に基づかないイメージ歌詞ですが、発売当初の何かの
雑誌で対談させていただた女優の杏さんに、
この歌詞をとても褒めていただき、すごくうれしかったです。

はい、17枚目の新アルバム【23歳】は11月25日(水)発売です。

そして、来年から全国ツアーもやります。
【弾き語りばったり #30 First Class Distance】。
札幌公演は2021年1月17日(日)Zepp Sapporoです。
このツアーの配信はありません。会場でお会いできることを楽しみにしています。

28年ぶりのアーティスト本
【KAN in the Book 他力本願独立独歩33年の軌跡】は発売中です。

柄にもなく Twitterなんかもやっちゃっているのでプリーズフォローミー。 
https://twitter.com/_kimuraKAN

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