どさんこレコーダー〜北24条中央市場 最後の1日
2023年1月6日(金)
どさんこレコーダー〜北24条中央市場 最後の1日
北海道のある場所を定点観察する企画「どさんこレコーダー」。今回は昨年の大晦日、65年の歴史に幕を下ろした「北24条中央市場」の最後の日に密着しました。
「STVどさんこ動画+」で本編を視聴できます
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生鮮中央市場
番組でもたびたび取材に訪れた北24条の生鮮中央市場。建物の老朽化などのため、昨年12月31日(土)に65年の歴史に幕を閉じることになりました。
どのお店も昔ながらの対面販売で、親しみやすいお店ばかりが軒を連ねていましたが、昨年の春以降、多くのお店が移転や撤退し、最後の日まで営業したのは惣菜店と青果店の2店のみでした。
どのお店も昔ながらの対面販売で、親しみやすいお店ばかりが軒を連ねていましたが、昨年の春以降、多くのお店が移転や撤退し、最後の日まで営業したのは惣菜店と青果店の2店のみでした。
惣菜店「おかず工房」は、この市場で32年間営業。姉妹で、美味しい惣菜を作り続けてきました。
青果店の「サンQ青果」の店主は2代目の奥山善彦さん。店名の由来は、ありがとうのサンキューの他に、先代の父が39歳の時に立ち上げたからです。
午前8時半。最後の営業が始まりました。
青果店の「サンQ青果」の店主は2代目の奥山善彦さん。店名の由来は、ありがとうのサンキューの他に、先代の父が39歳の時に立ち上げたからです。
午前8時半。最後の営業が始まりました。
時刻は午後4時30分。惣菜店の品物も残りわずか。最後のお客さんがやって来ました。30年以上、店の向かい側にいたお肉屋さんです。
営業終了は午後5時。シャッターに貼られたのは、長年のお客さんへの「御礼」の気持ち。65年の歴史に幕が降ろされました。
営業終了は午後5時。シャッターに貼られたのは、長年のお客さんへの「御礼」の気持ち。65年の歴史に幕が降ろされました。
惣菜屋さんの“おかず工房”ですが、移転先の店舗が見つかっていないため、見つかり次第再開の予定です。
“サンQ青果”は、今月から東区北33条東5丁目の新しい店舗で営業を開始しています。しばらくは配達がメインになるそうですが春ごろには小さな規模で対面販売も始めたいということです。
“サンQ青果”は、今月から東区北33条東5丁目の新しい店舗で営業を開始しています。しばらくは配達がメインになるそうですが春ごろには小さな規模で対面販売も始めたいということです。