どさんこワイド179

福永探偵社〜木彫り熊 第1号とは?

2024年6月5日(水)

福永探偵社〜木彫り熊 第1号とは?

北海道に潜むあらゆる謎や噂を解決していこう!というコーナー「福永探偵社」。今回は、今年で誕生100年を迎えた北海道土産の定番“木彫りの熊”の第1号を大調査!どんな姿だったのか、意外な歴史に迫りました。

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たぬきや

【住所】札幌市中央区南3条西4丁目
【電話番号】011-221-0567
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有力情報ゲットのためお土産屋さんへ。
ここ数年、木彫りの熊は再び注目を集めていて、こちらでも以前なら全く売れなかったのが1日に10個以上売れる日もあるそうです。

令和版木彫り熊を調査しました。
  • 木彫り熊キャンドル 2640円 ハッピーツリー(011-807-9915)
    インテリアにオススメ!キャンドル型の木彫りの熊です。
  • ピスタチオの北海道熊もなか 450円
    しめパフェの火付け役となったお店“パフェ、珈琲、酒 佐藤”が手掛けたユニークな最中です。

遊木民

【住所】札幌市中央区北7条西19丁目
【電話番号】011-614-0535
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木彫り熊の製作と販売を行っているお店です。木彫り職人の川口直人さん(35歳)にお話を伺いました。
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八雲町木彫り熊資料館

【住所】八雲町末広町154
【電話番号】0137-63-3131
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川口さんのお話を受けて、八雲町へ。八雲町は100年前に木彫りの熊が誕生した場所です。
“木彫り熊資料館”には、100年前に初めて誕生した木彫り熊が展示されていました。
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第1号の木彫り熊のモデルとなったのは、スイスで作られた木彫りの熊です。
明治時代、尾張徳川家の第19代当主・徳川義親が農民たちの副業のため、スイスの木彫り熊をお手本に制作をすすめ、今から100年前の大正13年に第1号が誕生しました。そうして八雲では木彫り熊が盛んとなり、その技術は全道に広がりました。
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“木彫り熊は鮭をくわえている”というイメージがありますが、戦前に多く見られていたのは鮭を背負った木彫り熊でした。
それは何故なのか、札幌学院大学で北海道の近現代史を研究している山田伸一教授に伺いました。
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戦後に訪れた北海道観光ブームの時代、私たちがよく知る、鮭をくわえた木彫りの熊が多く作られるようになりました。
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