風月が挑む“たこ焼き専門店”〜オープンまでの舞台裏
2023年12月6日(水)
風月が挑む“たこ焼き専門店”〜オープンまでの舞台裏
ココノ ススキノにオープンした“たこ焼き専門店”、挑んだのは“お好み焼き”の老舗・風月です。二代目社長が挑む新業態の舞台裏を追いました。
「STVどさんこ動画+」で本編を視聴できます
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たこ焼&海鮮串 風月 ココノ ススキノ店
【住所】札幌市中央区南4条西4丁目1-1 ココノ ススキノ 4階
【電話番号】011-596-0424
【営業時間】11:00〜24:00
※支払いはキャッシュレス決済のみ
【電話番号】011-596-0424
【営業時間】11:00〜24:00
※支払いはキャッシュレス決済のみ
注目の“ココノ ススキノ”内にオープンした、お好み焼きで有名な“風月”が営むたこ焼き専門店。メニューの中にお好み焼きがない新業態です。
今年9月、札幌市にある事務所では“たこ焼き”の試作会議が行われていました。中心に立つのは、去年風月の二代目社長に就任した二神ひかりさんです。
今年9月、札幌市にある事務所では“たこ焼き”の試作会議が行われていました。中心に立つのは、去年風月の二代目社長に就任した二神ひかりさんです。
風月は1967年、ひかりさんの父・二神敏郎さんが北海道になかったお好み焼きの店を作ろうと、わずか3坪の小さな店舗からスタート。
その後、名物社長として知られた敏郎さんですが、去年8月に他界。遺志を引き継いだのが娘のひかりさんでした。
その後、名物社長として知られた敏郎さんですが、去年8月に他界。遺志を引き継いだのが娘のひかりさんでした。
創業56年目にして、初めての挑戦。ひかりさんが今回コンセプトに掲げたのは「風月セカンドステージ」。ここから新しいステージへと向かっていくという、たこ焼きの挑戦には強い覚悟で臨んでいました。
20歳のときに風月へ入社したひかりさん。背中を追い続けてきた父と、一緒に夢見ていたのが「たこ焼きへの挑戦」です。チャレンジがモットーだった敏郎さんの思いも受け継ぎながら、開店準備に臨んでいました。
ひかりさんは今回、開店準備のリーダー役を若手社員に任せることにしました。入社7年目、25歳の吉田和輝さん。社運を賭けた“たこ焼き”の味や焼き方を最終決定するレシピ作りを任されました。
実はひかりさん、家に帰れば3人の子供をもつお母さん。育児と仕事を両立する生活はもう8年目になります。さらにひかりさんは、開店準備に奮闘する中で、お腹には新たな命が宿っていました。
いよいよ迎えたオープン当日。小麦とタコは北海道産にこだわり、ソースやマヨネーズもたこ焼き専用に新たに開発した自信作が出来上がりました。
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●たこ焼 オリジナル 4個500円、6個700円
大忙しの開店初日でしたが、店内には風月が長年つくり続けてきたお客さんの笑顔が広がっていました。
創業56年目、風月が挑む「セカンドステージ」。2代目社長の挑戦はまたここから始まります。
創業56年目、風月が挑む「セカンドステージ」。2代目社長の挑戦はまたここから始まります。