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【6時台】
M「伝わりますか/ちあきなおみ」

北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援しています！

今回は 陸別町の「　種を育てる研究所　日向優さん　」

優さんは札幌出身、奥さまの美紀枝さんは広島県尾道出身。
北海道大学の時の同級生で、お二人は大阪の製薬会社の同僚でもあり
医薬品の研究開発をしていたそうです。

30歳を過ぎた頃から、進むべき道について
研究以外にも、自分たちの経験が役に立つ仕事があるのではと模索・・
そんなお二人が陸別で暮らすことになったのは・・
大阪でたまたま北海道の暮らしについて、移住フェアをやっていて
その時に陸別町の担当者の方と話したのがきっかけ。

2017年10月頃に移住し、地域おこし隊として
陸別町の薬用植物栽培の試験栽培のお手伝いをしていたとのこと。
お仕事をしていく中で、漢方薬向けの薬用植物栽培やハーブを
アロマテラピーなど使い方があると勉強してわかったそうです。
ただ、それを実際に事業、ビジネスとしてやっている人は全国的にもいないことがわかって
せっかく夫婦で製薬会社に勤務していて、薬剤師の免許も持っているので
その資格をアロマなどにも活かせるのではと思っていたそうです。

今は、約20種類の薬用植物やハーブを栽培。
育て方のポイントは、それぞれ花や葉を収穫し、植物によっては根を太くするなど
難しいそうですが、手をかけた分すくすく育ってくれるとのこと。
それを活用した商品開発を行い、
商品としてはキバナオウギ葉を使ったブレンドハーブティーなどがあります。

また、地元企業とのコラボも行っていて、陸別町の給食センターと協力して
小学生や中学生が育てた薬用植物の葉を使ったメニューを
カレーやガーリックライスに入れて食べてもらうなどして
全国的にも珍しい取り組みをしています。

今後は「肌に良い薬用植物、ハーブを使った化粧品作りをやっていきたい」
とお話してくれました。

詳しい情報は「種を育てる研究所」の
HPをチェックしてみて下さい。