民間放送ガバナンス指針への取り組み

ラジオのチカラで 北海道をもっと すこやかに

北海道に住む人、北海道が好きな人、北海道で頑張っている企業のためにラジオは何ができるか。ラジオは全ての課題を解決することはできないけれど、少なくとも地域で暮らすひとりひとりに寄り添い、一緒に悩み、元気づけることはできます。
STVラジオは1959年の開局以来、「北海道をすこやかにすること」に向き合ってきました。難聴取地区の縮減に向けた「ワイドFM」のスタート、「札幌市LGBTフレンドリー企業」「SDGメディア・コンパクト」への参加、そして道民の命と財産を守る「災害放送」もその一例です。
これからも、放送、イベント、配信など、STVラジオが提供する様々な取り組みやサービスで、北海道のまち、人、企業が前向きになり、「いいこと」が増え、すこやかに暮らすきっかけになりたい。そんなメディア企業であり続けることが、STVラジオのパーパスです。

1.公共性の発揮

  • 視聴者の「知る権利」に応えるとともに、暮らしに役立ち、正確で信頼性の高い情報を提供しています。
  • 災害時には迅速かつ的確な情報発信を行い、道民の命と財産を守るべき使命を果たしています。
  • バラエティ番組や事業イベントを通じて北海道の魅力を道内外に発信し、地域文化の向上に寄与しています。

北海道の情報を届ける自社制作番組

北海道の最新ニュースや暮らしに役立つ生活情報、文化、スポーツ、バラエティなど、多彩な自社制作番組を通じて地域の魅力を発信しています。
主な番組

暮らしと安全を守る災害報道とジャーナリズム

災害発生時や災害発生のおそれがある場合に、視聴者の生命と安全を守るため迅速かつ正確な情報発信に努めています。
また、公正な報道を通じて、地域住民の「知る権利」に応え、健全な民主主義の発展に貢献します。
2026年度の主な取り組み
令和8年熊本地震(2026年7月28日)
7月28日(火)午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュードMj7.1・Mw6.8(最大震度7)の大きな地震(以降「令和8年熊本地震」とします)が発生しました。
 STVラジオでは、放送中の番組「LIVE DRIVE」の中で、直ちに生放送のスタジオから発生の一報を伝え、通常編成を変更し、アナウンサーによる緊急番組を午後5時50分頃まで放送しました。その後も通常番組の中で、随時速報とお伝えする体制をとりました。

地域文化・地域経済の振興

北海道各地の魅力を発信し、地域の活性化につなげるため、文化芸術イベント・スポーツ振興・産業支援イベント等を展開しています。
主な事業

メディアリテラシー向上への取り組み

未来を担う世代に職場見学などを通じ、放送の役割やメディアの仕組み、情報との向き合い方を伝える活動を行っています。
主な活動
  • 小中学生の局内見学受け入れ
    • 石狩市立石狩八幡小学校(2025年6月23日)
    • 岩見沢市立中央小学校(2025年7月1日)
    • 砂川市立中央小学校(2025年7月8日)
    • 帯広市立東小学校(2025年7月9日)
    • 旭川市立北光小学校(2025年7月9日)
    • 帯広市立柏小学校(2025年7月15日)
    • 江別市立江別第一中学校(2025年7月16日)
    • 芽室町立芽室西小学校(2025年7月17日)
    • 秩父別町立秩父別小学校(2025年8月27日)
    • 札幌市立新札幌わかば小学校(2025年12月3日)

2.人権尊重の徹底

番組制作や報道、営業活動を含むあらゆる業務において、個人の尊厳、多様性および人格権に十分配慮し、差別や偏見、人権侵害の防止に努めています。また、社内研修や啓発活動を継続的に実施することによって、人権問題に関する理解を深めながら、人権尊重意識の徹底に取り組んでいます。

STVグループ人権方針

STVグループは、人権を尊重する企業として、グループ全体で人権方針を定めています。

人権相談窓口の設置

人権侵害やハラスメント等に関する相談・通報を受け付けるため、社内および社外に相談窓口を設置しています。相談窓口は、従業員に加え、取引先の皆さまにもご利用いただけます。また、イントラネットへの掲載や館内掲示による社内周知および発注書への記載等を通じて、相談しやすい環境の整備と制度の周知に努めています。

研修会などの取り組み

  • 「STVグループ人権対応実務者会議」の中で、人権問題への理解促進や人権意識の向上に取り組んでいます。
  • 管理職向け、一般社員・スタッフ向けなどのハラスメント研修を定期的に開催し、各人の理解を深めています。
  • ハラスメント実態調査を実施し、各所の問題や組織構造を洗い出し、職場環境の改善や、再発防止に取り組んでいます。

3.法令・社会規範の遵守

社会的責任を果たすため、放送法をはじめとする関係法令の遵守を徹底するとともに、高い倫理観に基づいた事業活動を推進しています。社員一人ひとりがコンプライアンス意識を持ち、放送倫理や社会規範を踏まえた業務遂行に努めています。また、社内アンケート、社内研修などを通して、不正や不適切な行為の防止と健全な企業風土の醸成に取り組んでいます。

番組基準

番組の企画・制作・放送にあたっては、放送法および日本民間放送連盟放送基準に基づき「STV番組基準」を定めています。番組基準を遵守し、公共性、公平性を確保し、視聴者から信頼される放送に努めています。

コンプライアンス推進体制

コンプライアンス体制の強化に向けて、経営企画部を主管部署とし、各部門並びにSTVグループと連携して法令遵守の推進に取り組んでいます。また、会議体による情報共有や研修・啓発活動を通じて、コンプライアンス意識の向上に努めています。
主な取り組み

取引先との適切な関係構築

取引先との公正かつ適切な取引を企業活動の重要な基盤と位置付けています。制作会社やフリーランスを含む取引先との取引においては、関係法令を遵守するとともに、契約条件の明確化や適正な取引慣行の維持に努めています。
また、「労務費転嫁についての取組方針」を公表し、労務費、原材料費、エネルギーコスト等の上昇を踏まえた適切な価格転嫁を推進することで、取引先との持続的な信頼関係の構築に取り組んでいます。

内部通報制度

法令違反や不正行為等の早期発見・是正のため、従業員が安心して相談・通報のできる、内部通報・公益通報制度を整備しています。

SDGsへの取り組み

STVラジオは北海道の地域に根ざしたローカルラジオ局として、道民とともに歩み、生活を豊かにする番組や情報を発信してきました。
当社は国連が掲げるSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の推進及びSDGメディア・コンパクトの理念の普及・啓発に努める重要性を認識し、2021年5月参加合意書に署名、国連より加盟承認を受けました。
STVラジオは、地域メディアとしてリスナーである道民の皆さまや北海道及び道内の各自治体、企業・団体などとともに2030年までに達成すべきSDGsを北海道内でも推進していくことで、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。格差や貧困、差別の解消をはじめとした17の目標達成に向けて北海道のローカルラジオ局が担うべき役割を果たしていきたいと考えています。
主な取り組み
  • Knock on the Rainbow
    • 2018年放送開始
    • LGBT/LGBTQの権利向上と理解の推進
    • 2019年 札幌市LGBTフレンドリー企業に登録
    • TABLE FOR TWOへの協力
  • チャリティミュージックソン(12月24日〜25日)
    • 「音の出る信号機」設置など、視覚障がい者の社会参加につながるアイテムを増やす募金活動

働きやすい職場づくり

誰もが安心して活躍できる職場づくりを目指し、環境整備と制度設計に取り組んでいます。
  • 年次有給休暇取得促進
  • 仕事と育児の両立支援
  • 育児休業取得推進

4.透明性の向上

経営情報の開示

視聴者、取引先、地域社会などステークホルダーからの信頼に応えるため、事業活動に関する情報を適切に開示し、透明性の向上に努めています。また、外部から寄せられる意見や要望を真摯に受け止め、事業運営の改善につなげるとともに、開かれた企業風土を維持し、信頼性の向上を図っています。
  • 会社概要
    • 企業名
      株式会社STVラジオ
    • 開局
      1962年12月15日
    • 営業開始
      2005年10月1日
    • 沿革
      2005年7月12日 株式会社STVラジオ設立
    •  
      2005年10月1日 札幌テレビ放送株式会社から放送免許承継
    • 資本金
      4億1千万円 発行済み株式総数41,000株
    • 株主
      札幌テレビ放送株式会社
    • 株主総数
      1名 議決権比率 100%
    • 従業員数
      24名(男11名 女13名)※2026年4月現在
    • 代表者
      代表取締役社長 橋本 秀樹
    • ネットワーク
      NRN系列
    • 企業理念
      STVラジオからのメッセージ
  • 役員構成
  • 番組審議会委員 番組審議委員
    • STVラジオ番組審議会>出席者
      ※番組審議会のご意見は自社批評番組情報 「ハイ!STVラジオです」(毎月最終日曜日 朝5時30分〜5時40分放送)」でもご紹介しています。
  • 株式会社STVラジオ財務情報
貸借対照表(2026年3月31日現在)(単位:千円)(千円未満四捨五入)
<資産の部> <負債の部>
流動資産 565,163 流動負債 181,844
固定資産 32,496 固定負債 26,300
資産合計 597,659 負債合計 208,144
<純資産の部>
株主資本 389,516
資本金 410,000
利益剰余金 ▲20,484
純資産合計 389,516
負債純資産合計 597,659
損益計算書(自2025年4月1日 至2026年3月31日)(単位:千円)(千円未満四捨五入)
売上高1,755,030
営業利益108,131
経常利益106,936
税引前当期純利益106,936
当期純利益88,243

番組審議会

番組の質の向上と放送の適正化を図るため、外部有識者による番組審議会を設置しています。

視聴者との対話

視聴者センターを設置し、視聴者の皆さまからご意見・ご要望をお寄せいただいています。
いただいたご意見は番組制作やサービス向上に活用しています。

採用情報

採用の状況を公開しています。

5.適切な経営体制の確立

取締役会は経営の健全性と実効性を確保する上で重要な役割を果たしています。企業価値の向上と放送の公共的使命の実現を両立するため、権限と責任を明確にした意思決定プロセスによって内部統制体制を確立し、変化する事業環境に的確に対応できる組織運営を推進しています。

取締役会の状況

区分開催回数
取締役会8回

今後について

「民間放送ガバナンス指針」に基づく取り組み状況を毎年度公表し、透明性の向上と信頼確保に努めてまいります。北海道の皆さまから信頼される放送局として、これからも公共的使命と責任を果たしてまいります。