明るく楽しく取り組む生前整理〜急増するトラブル防止の裏ワザも!
2022年8月15日(月)
明るく楽しく取り組む生前整理〜急増するトラブル防止の裏ワザも!
トラブルを防ぐために必要とされている“生前整理”。やり方がわからないという声も多い生前整理を、クイズも交えてご紹介しました。
「STVどさんこ動画+」で本編を視聴できます
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生前整理はナゼ必要?
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今回教えてくれたのは、生前整理アドバイザー・竹腰美春さんです。
竹腰さん:生前整理は死に支度ではなくて、これから未来に向かっていく生き活。ネガティブなイメージを持たず、家族と一緒に会話をしながら進めていただきたい。
生前整理は遺品整理が大変なため必要とされていて、時間を気にせず、ゆっくりじっくりできるのが一番のメリットです。
生前整理には「決断力」「判断力」「分別力」「物の管理力」「体力」の5つが必要とされていて、これらが衰えてくると、自分自身で整理するのも難しくなってきます。
元気なうちこそ始めるチャンス!親やお孫さんと一緒に取り組むのもいいでしょう。
生前整理には「決断力」「判断力」「分別力」「物の管理力」「体力」の5つが必要とされていて、これらが衰えてくると、自分自身で整理するのも難しくなってきます。
元気なうちこそ始めるチャンス!親やお孫さんと一緒に取り組むのもいいでしょう。
Q:生前整理でやり方がわからないもの第1位は?
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答え:B.写真一般家庭では5000〜1万枚の写真が眠っていると言われていて、大量の写真の仕分けに手間取るというのが一番の理由です。
Q:写真の生前整理で、最終的に残す写真の枚数は?
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答え:A.30枚厳選するためのポイントは3つあり、「風景写真は除外し自分が主役のモノ」「場所や出来事が思い出せない写真は処分」「写真をじっくり眺めること」です。時間をかけてゆっくり選別しましょう。
厳選した写真は、1冊にまとめてマイベストショットアルバムを作ります。
ポイントは、写真は1ページに1枚ずつ時系列に並べ、コメントも添えるのを忘れずに。そして最後のページには、自分で選んだ遺影の候補を入れておきましょう。最高に輝いている姿を遺影に選べるのは生前整理最大のメリットでもあります。
ポイントは、写真は1ページに1枚ずつ時系列に並べ、コメントも添えるのを忘れずに。そして最後のページには、自分で選んだ遺影の候補を入れておきましょう。最高に輝いている姿を遺影に選べるのは生前整理最大のメリットでもあります。
「エンディングノート」の記入
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今、書店などにも様々なエンディングノートありますが、自宅にある普通のノートに書くだけでも十分です。書いておきたい内容は、希望する介護の方法、相続・お金の話、葬儀の在り方や供養の仕方のほか、ペットがいる人は誰に託すかなど自分に関する情報をしたためておきましょう。
Q:エンディングノートを書く時に使うのは?
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答え:B.鉛筆エンディングノートは遺言書と違い何度でも書き直せます。鉛筆だと書き直しができます。
サインペンや万年筆などでは水に濡れるとインクが滲んで何が書いてあるのか分からなくなる場合もあるので注意が必要です。
デジタル遺品のトラブルが急増!
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遺品整理士認定協会 常務理事兼事務局長・長谷川正芳さん
千歳市にある「遺品整理士認定協会」には遺品整理に関する相談が1日に100〜150件寄せられています。
遺品整理士認定協会の長谷川さんに伺ったところ、「スマートフォンやパソコンのパスワードがわからないといったケースが多く、株や証券関係、ネットバンク、相続の問題もあるので、事前にIDやパスワードをエンディングノートなどに記載して保管することが重要」と話していました。
遺品整理士認定協会の長谷川さんに伺ったところ、「スマートフォンやパソコンのパスワードがわからないといったケースが多く、株や証券関係、ネットバンク、相続の問題もあるので、事前にIDやパスワードをエンディングノートなどに記載して保管することが重要」と話していました。
Q:パスワード隠しに使う文房具は?
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答え:B.セロハンテープ、C.修正テープエンディングノートにパスワードを書いたら、その上にセロハンテープを貼り、さらにその上に修正テープを貼って目隠しをします。万が一の時には、硬貨などで修正テープを削ると書いた文字を確認できます。
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