どさんこワイド179

札幌の歴史探訪!てくてく洋二〜過去からみる札幌駅の未来

2022年9月1日(木)

札幌の歴史探訪!てくてく洋二〜過去からみる札幌駅の未来

北海道の知られざる歴史を、木村洋二アナウンサーと専門家が歩いて辿るコーナー「てくてく洋二」。今回は、この先大きく変わる札幌駅の懐かしい歴史を探りました。

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今回の案内役は、街歩きの達人!札幌軟石をこよなく愛する杉浦正人さんです。

まずはJR札幌駅南口へ向かいました。1880年に誕生した札幌駅は、火災や地下鉄開通などによりなんと5回生まれ変わっていて、時代と共に進化している駅です。
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続いては、地下鉄南北線のさっぽろ駅を降りた先のショッピングモール「アピア」へ。その前身が「ステーションデパート」。いまからちょうど70年前の1952年、4代目の駅舎と同時に開業しました。
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さらに20年後、地下鉄南北線開通に合わせて開業したのが“札幌駅名店街”です。現在のアピアと照らし合わせると西側が札幌駅名店街、東側がステーションデパートでした。

地下街の開業当初から営業を続ける和菓子のお店「とうまん冨士屋」で貴重なお話を伺いました。
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川崎健店長によると、雪まつりなどイベントが行われている時は人が多く、お客さんがたくさん並んでいたそうです。一台の機械では賄えなく、てんてこ舞いだったと話します。

続いては、ステーションデパートがあったアピアの東側を歩きました。創業62年、洋服のお店「MiZU」で貴重な資料を見せていただきました。
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かつては地下鉄南北線さっぽろ駅の北改札口から映画館に行けました。1952年に開館した全国初の駅地下映画館。新作を上映する映画館ではなかったため、開業当初の入場料金なんと20円だったそうです。
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札幌駅西コンコースには動く歩道があったそうです。その頃は札幌駅が高架化されて新しい駅に生まれ変わる途中でした。新しい駅の改札口が北にずれて距離が遠くなったため、利用者の助けになるように作られました。1990年からたったの8年間だけ使われた70mの貴重な“動く歩道”です。

続いて向かったのは、エスタの2階部分。JRタワーとエスタの間の通路からあたりを見渡すことができました。この光景も、これから北海道新幹線の延伸に伴って変わっていきます。杉浦さんによると、かつて札幌軟石の倉庫があった場所に新しい駅舎ができるそうです。
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