ＳＴＶ札幌テレビ

十勝・芽室町の若手生産者グループが、町を落花生の新しい産地にしようと奮闘しています。地元に笑顔を広げるメンバーの取り組みと、北海道生まれの落花生の魅力をお伝えしました。

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芽室町を新たな落花生の産地にしようと奮闘している「メムロピーナッツ」リーダーの藤井信二さんをまず訪ねました。

藤井さんは農協の青年部の活動の中で落花生と出会い、ゆでた落花生を食べて衝撃を受けたそうです。芽室町を落花生の新しい産地にしようと決心し、仲間に声をかけ、「メムロピーナッツ」を結成。はじめは4人でしたが今は13人になりました。

暖かい所で育つとされる落花生。北国で作るのは簡単なことではありませんでしたが、努力は徐々に実を結び、作付け面積は5年間で10倍に増えました。

十勝の土壌と寒暖差が生み出す甘さは評判を呼び、すでにさまざまな商品になっています。

「メムロピーナッツ」の皆さんは、今年初めて落花生祭りを開きました。目玉は「全国ピーナッツ早採り選手権大会」。将来的に全国から選手が集まる大会にしたいということです。

【住所】芽室町本通5-4-1
【電話番号】0155-62-0900
【定休日】水曜日・第4木曜日

そんな「メムロピーナッツ」の応援に、町の飲食店ものりだしています。芽室町の人気の中国料理店“桃酔”では、メムロピーナッツのフルコース「メムピー中華コース」を提供しています。