令和六年度第3回番組審議会議事録
令和六年度第3回番組審議会議事録
1.開催日時
令和6年6月27日(木)
午後4時00分から午後4時50分
午後4時00分から午後4時50分
2.開催場所
札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室
3.出席者
委員数 6 名
[出席委員] 5 名
福津 京子 委員長
木林 尚稔 副委員長
土川 慎一郎 委員
野口 詩穂子 委員
八重﨑 聖子 委員
[欠席委員] 1 名 (書面提出)
向原 悟 委員
[会社側代表] 3 名
橋本 秀樹 代表取締役社長
平山 大策 取締役編成制作部長
岸本 梨沙 プロデューサー
[事務局] 1 名
杉本 修 放送審議室長
[出席委員] 5 名
福津 京子 委員長
木林 尚稔 副委員長
土川 慎一郎 委員
野口 詩穂子 委員
八重﨑 聖子 委員
[欠席委員] 1 名 (書面提出)
向原 悟 委員
[会社側代表] 3 名
橋本 秀樹 代表取締役社長
平山 大策 取締役編成制作部長
岸本 梨沙 プロデューサー
[事務局] 1 名
杉本 修 放送審議室長
4.議題
(1)STVラジオ報道特別番組 『いじめという殺人〜誰がこどもを守るのか〜』
(5月26日(日)20時00分から21時00分 放送分)
(5月26日(日)20時00分から21時00分 放送分)
5.議事の概要
令和6年度第3回番組審議会は、5月26日(日)に放送された『STVラジオ報道特別番組 いじめという殺人〜誰がこどもを守るのか〜』について審議され、各委員から以下のようなご意見、ご要望を頂きました。
● 全体的に重たい話題でしたが、自殺をしてしまう子どもが今も増えてきている日本の問題点に切り込む内容だったのかと感じました。現時点でいじめが身近にない人も、いつ、どういう形で自分や自分の子ども、自分の家族に降り掛かってくるのか分からないものが「いじめ」なのかなとも思いました。もしそうなってしまった時、番組の後半でいろいろな支援機関の紹介もありましたが、一人で悩まずに周りに相談して良いということ、こういう機関があると言うことが分かったのは、この番組の意義のひとつだと思いました。
● 耳を疑いたくなるような事実が番組の冒頭から始まり、ちょっとショックに近い感じを覚えました。一方で、こういう現実から目を背けてはいけないという、多くの気付きも得られる機会になった番組でした。子どものいじめというのは、根源的に全てをゼロにするのは難しいけれど、気付いてあげることで未然に防ぐことができるのも現実だとも思いました。このような特別番組は間違いなく必要で、定期的に放送して啓発していくことが、いじめに対する私たちの気付きや、行動変容につながるのではないかと思いました。
● どちらかというと、いじめを受けている人やご家族、関係者に向けて作られた番組なのかなと思いましたが、誰がいつそういう状況になるかも知れないことでもあり、一般のリスナーといいますか、全ての人に聴いてもらいたいというメッセージが込められていたのかと感じました。番組自体は、信頼できる人をそばに置いて、すぐ話せるようにしておくことが一つの解決策になるという形で終る構成でしたが、そのための環境作りに何が必要か、大切なのかという内容にも重点を置いても良かったかと思います。
● いじめという重いテーマに正面から向き合おうという内容の濃い報道番組だったと感じました。学校や教育委員会や行政と対峙しながら、亡くなった娘のために、被害を受けた息子のために、さらに、今現在いじめに悩んでいるかも知れない子どもたちのために、なんとかいじめをなくしたいという思いで行動している親や関係者がいると思うと、私たちはもっと「いじめ」に関心を持って向き合わなくてはいけないなと考えさせられました。
最後のまとめで、「いじめは一人では解けない問題、一緒になって答えを探していくことが正しい選択肢なのでは?」という言葉がありました。いじめ問題に向き合う難しさと、それでもあきらめずに考えようという姿勢を示す素晴らしい言葉だなと感じました。
●いじめをなくすためにいろいろと考えている方がいることが分かりました。何事にも共通しますが「一人で悩まず、誰かに話す」、「相談されたら話を聴く」ことの重要さをあらためて考えさせられました。昨今の社会でも、パワハラやセクハラなど、本人がそう感じた場合は窓口に相談し、注意や指導をしてもらうことで、少しずつでも良い方向に向かっているように思います。学校も、第三者機関の窓口があると良いのではないかと思いました。番組の最後、いのちの電話の番号やさまざまな相談先の電話番号のお知らせは非常に良かったと思います。
● 今は「本人が学校に行きたくなかったら、行かなくてもいいよ」という親御さんたちも増えてきているように、「いじめ」に対する考え方も変わってきて、本当に半年とか1年でどんどん状況は変わってきていると思います。子育て最前線の話題というのは、本当にアップデートが早いので、定期的に「いのちの電話」の紹介なども併せて、放送していく方が良いと思いました。ただ、1時間はちょっと長いかも知れないので、10分とか15分とかで、いろいろな相談機関があるんだよということをお伝えすることだけでも、もしかしたら身近に相談相手がいない人でも、声を出せる場所があることに気づいてもらえたらいいなと感じました。
続いて7月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和6年度第3回番組審議会を終了しました。
次回の令和6年度第4回番組審議会は、令和6年7月25日(木)に開催を予定しております。
● 全体的に重たい話題でしたが、自殺をしてしまう子どもが今も増えてきている日本の問題点に切り込む内容だったのかと感じました。現時点でいじめが身近にない人も、いつ、どういう形で自分や自分の子ども、自分の家族に降り掛かってくるのか分からないものが「いじめ」なのかなとも思いました。もしそうなってしまった時、番組の後半でいろいろな支援機関の紹介もありましたが、一人で悩まずに周りに相談して良いということ、こういう機関があると言うことが分かったのは、この番組の意義のひとつだと思いました。
● 耳を疑いたくなるような事実が番組の冒頭から始まり、ちょっとショックに近い感じを覚えました。一方で、こういう現実から目を背けてはいけないという、多くの気付きも得られる機会になった番組でした。子どものいじめというのは、根源的に全てをゼロにするのは難しいけれど、気付いてあげることで未然に防ぐことができるのも現実だとも思いました。このような特別番組は間違いなく必要で、定期的に放送して啓発していくことが、いじめに対する私たちの気付きや、行動変容につながるのではないかと思いました。
● どちらかというと、いじめを受けている人やご家族、関係者に向けて作られた番組なのかなと思いましたが、誰がいつそういう状況になるかも知れないことでもあり、一般のリスナーといいますか、全ての人に聴いてもらいたいというメッセージが込められていたのかと感じました。番組自体は、信頼できる人をそばに置いて、すぐ話せるようにしておくことが一つの解決策になるという形で終る構成でしたが、そのための環境作りに何が必要か、大切なのかという内容にも重点を置いても良かったかと思います。
● いじめという重いテーマに正面から向き合おうという内容の濃い報道番組だったと感じました。学校や教育委員会や行政と対峙しながら、亡くなった娘のために、被害を受けた息子のために、さらに、今現在いじめに悩んでいるかも知れない子どもたちのために、なんとかいじめをなくしたいという思いで行動している親や関係者がいると思うと、私たちはもっと「いじめ」に関心を持って向き合わなくてはいけないなと考えさせられました。
最後のまとめで、「いじめは一人では解けない問題、一緒になって答えを探していくことが正しい選択肢なのでは?」という言葉がありました。いじめ問題に向き合う難しさと、それでもあきらめずに考えようという姿勢を示す素晴らしい言葉だなと感じました。
●いじめをなくすためにいろいろと考えている方がいることが分かりました。何事にも共通しますが「一人で悩まず、誰かに話す」、「相談されたら話を聴く」ことの重要さをあらためて考えさせられました。昨今の社会でも、パワハラやセクハラなど、本人がそう感じた場合は窓口に相談し、注意や指導をしてもらうことで、少しずつでも良い方向に向かっているように思います。学校も、第三者機関の窓口があると良いのではないかと思いました。番組の最後、いのちの電話の番号やさまざまな相談先の電話番号のお知らせは非常に良かったと思います。
● 今は「本人が学校に行きたくなかったら、行かなくてもいいよ」という親御さんたちも増えてきているように、「いじめ」に対する考え方も変わってきて、本当に半年とか1年でどんどん状況は変わってきていると思います。子育て最前線の話題というのは、本当にアップデートが早いので、定期的に「いのちの電話」の紹介なども併せて、放送していく方が良いと思いました。ただ、1時間はちょっと長いかも知れないので、10分とか15分とかで、いろいろな相談機関があるんだよということをお伝えすることだけでも、もしかしたら身近に相談相手がいない人でも、声を出せる場所があることに気づいてもらえたらいいなと感じました。
続いて7月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和6年度第3回番組審議会を終了しました。
次回の令和6年度第4回番組審議会は、令和6年7月25日(木)に開催を予定しております。