令和五年度第7回番組審議会議事録

令和五年度第7回番組審議会議事録

1.開催日時

令和5年11月22日(水)
午後4時00分から午後5時15分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室

3.出席者

 委員数   6 名
[出席委員]  6 名
 福津 京子 委員長
 番井 菊世  副委員長
 木林 尚稔  委員 
 向原 悟   委員 
 土川 慎一郎 委員  
 野口 詩穂子 委員  
 
[会社側代表] 3 名
 橋本 秀樹  代表取締役社長
 平山 大策  取締役編成制作部長  
 中村 巨樹  ディレクター
                            
[事務局]  2 名
 杉本  修  放送審議室長
 岡嶋  勲  書記

4.議題

(1)「STVラジオ番組編成方針」および「STVラジオ番組基準」の変更について
(2)「こころラウンジ」 (11月4日(土)、11日(土)5:45から6:00)



5.議事の概要

令和5年度第7回番組審議会は最初に第5回、第6回番組審議会で各委員に諮問していた「STVラジオ番組編成方針」および「STVラジオ番組基準の変更」について事務局より説明があり、原案通り妥当であるとの答申を頂きました。続いて11月4日(土)と11日(土)に放送された「こころラウンジ」について審議され、各委員から以下のようなご意見、ご要望を頂きました。

●発達障害についての放送での中で、「それは個性であって、育て方を間違っているとか言うものではないよ」という、当事者やその家族に寄り添った言葉がありました。心が軽くなるような言葉だったかなと思います。自分の周りにそういう方がいない限り、知る機会であったり、調べたりする機会もなかなかないと思いましたので、このようにラジオで発信していただいて、知ってもらう機会になっていたのは良かったかなと思います。ひと言で不安障害、発達障害と言っても、皆さんそれぞれ、症状や具合もきっと違うんだと思いますが、例えばサポートしているご家族の方から「こういう風に改善していきましたよ」とか「同じ人もいるんだ」という声などもぜひ聴いてみたいなと思いました。

● 胡(こ)先生と北本アナウンサーが終始、語り掛けるように、ゆったりと話しをしていて、その中に情報がしっかりと提供されていました。安心できる語り口で、終始、落ち着いた印象で聴くことができたのかなと思います。やはり、こういう「心」や「精神上」の問題というのは、誰にも言い出せなかったり、内々にしたりしがちなテーマなので、こうしたテーマにある程度、触れる機会を設けておくというのはすごく大事なことだなと思います。やはり自分の職場の中でも、そういう心に悩みや障害を持つメンバーが少なからずいた場合、何となく接するのではなく、その問題の専門家の知見だとかを把握することというのはあらためて大事だなと思って聴いていたところです。

●最初の番組のコメントで、「一人で悩まないで前向きな情報を提供する番組」ということを言われましたが、これで随分そういうリスナーさんに寄り添う番組の印象を冒頭で付けたという印象です。先生とのやり取りなんですけれども、ともすれば暗くなりがちなんですけれども、淡々と進めて行って暗い感じは全くなく、粛々と進められていたというところは良い印象かなと。家族にこういった心の病と言うんでしょうか、そういうものがあると、どうしても何かと気にする家族が多い状況にはなるんですけれども、そういった方々には気持ちが楽になれる番組なのかなと思いました。

●この回のテーマは、不安障害と大人の発達障害についてでしたが、特に大人の発達障害については全くの驚きを感じるほどに、そして不安障害についても、私としてとても勉強になりました。これらの障害について、短い15分の時間の中で、どういう病気で、どういう症状なのかということが簡潔にきちんと説明されていました。これが、この番組の良さかなと思いました。私の周りでは発達障害だとか不安障害の方はいないこともあって、我がこととして触れることのない分野だと思っておりましたが、やはりその病気の説明であったり、発症する背景であるとか、対応の仕方をラジオで広くお届けすることは、とても重要なことだなと感じました。

● 精神疾患を抱えている方のご家族に向けて番組を構成していることもあり、胡先生が本当に患者さんの味方であるという立場を貫いていらっしゃいました。本当に優しくて素晴らしい対応だと思いました。一方で、その家族にとっては、患者さんのどこからどこまでが病気の症状で、どこからどこまでが本人の個性なのかという部分がなかなか割り切れなくて、家族の方が疲弊してしまうというケースもたくさんあると思います。そう考えると「本人を責めないで」と言うのも大切なことですが、疲弊してしまうご家族の方を救い上げるよう構成もあるといいかなと思います。例えばメッセージを紹介したり、家族会みたいな、愚痴や悩みを発散できる場の情報を伝えることなども、ありだなと思いました。

●話のペースがすごく聴きやすくて、お二人の掛け合いも良かったし、朝のこの時間にぴったりだと思いました。しかしながら、こうした話や情報を必要としている人は、こんな時間に聴けるのかなという思いも感じました。ポッドキャストもあるからいいのかなと思ったんですけれども、例えば深夜番組でよく若い人の相談を受けたりしているように、番組が直接、情報や悩み事を取り上げる構成があっても良かったかなと思いました。さらに「土曜朝にこういう番組をやっていますよ」とか「ポッドキャストでこういう番組を聴けますよ」という案内を、他の番組パーソナリティの方からも伝えてもらって、少しでも多くの方がもっと「心」の情報にたどり着けるようになればいいかなと思いました。

続いて12月、2024年1月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和5年度第7回番組審議会を終了しました。

次回の令和5年度第8回番組審議会は、令和6年1月25日(木)に開催を予定しております。