令和七年度第4回番組審議会議事録

令和七年度第4回番組審議会議事録

1.開催日時

令和7年7月24日(木)
午後4時00分から午後5時00分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室

3.出席者

 委員数   6 名
[出席委員]  6 名
 佐賀 のり子 委員長
 八重﨑 聖子 副委員長
 小川 博史  委員
 大房 浩平  委員
 堀川 知代  委員
 田村 征平  委員

[会社側代表] 3 名
 橋本 秀樹  代表取締役社長
 宮野 聡   取締役編成制作部長
 山崎 慈行  ディレクター
                            
[事務局]    1 名
 杉本 修   放送審議室長

4.議題

(1)『ラジオノマド』
  (7月4日(金) 13時00分~15時00分 放送分)

5.議事の概要

令和7年度第4回番組審議会は、7月4日(金)に放送された『ラジオノマド』について審議され、各委員から以下のようなご意見、ご要望を頂きました。

●軽快なトークのじゅんぺいさんと、良い意味でプロっぽくない今朝丸さんのトークに親しみが湧いて、すごく良いコンビだなと感じました。生番組らしくリスナーとの相互コミュニケーションも、始まって間もない番組とは思えないほどすごく活発だと思いました。ながら聴きをしていて、13時台は曲がどんどん流れてくるので、話に集中しなくてもよくてスラスラと入ってきましたが、14時台は曲が少なく、面白いトークに聴き入って作業が止まってしまいました。情報が満載だったとは思いますが、13時台と14時台のギャップがすごいなと感じました。

●冒頭に風鈴っぽい音からスタートして、ラジオだからできる遊びを生かせるコンテンツはやはり面白いなと思いながら話を聴いていました。平日午後の放送ということがあるのかもしれませんが、30代~50代のリスナーが多いのかなと勝手に推測をして聴いていました。Xのハッシュタグはメールより馴染み深く、気軽に感想を投稿しやすいと個人的には思っているので見ていると、放送時間の中でもリスナーさんたちが聴きながら色々な感想をかなりの件数で送っていて、ラジオらしい取り組みと感じました。14時台の「ピックアップ!シネマ」は、映画を観た二人が紹介しているので率直な意見が聴くことができ、ぎりぎりの良いラインで話してくれるので私も観たくなりましたし、すごい興味を惹くコーナーだと思いました。「36号線ノマド中継」で、中継先の36号線とスタジオが掛け合いで話されていました。途中、誰が何を喋っているのだろうと、ごちゃっとした部分もありましたが、元気な掛け合いが多くて、友達同士の会話を聞いているような感覚で聴くことができて、すごく楽しい気持ちで聴くことができました。

●風鈴の音から始まって、スティービー・ワンダーとホイットニー・ヒューストンを聴いて、非常にさわやかな雰囲気の中で番組が始まった印象を持ちました。そして、風鈴の音だと思ったのは、実はコップと栓抜きで奏でていますということで、ラジオならではの遊び心だったなと感じました。パーソナリティの掛け合いがリズミカルに進んで気持ちよく聴くことができ、金曜日の放送ということを非常に意識されていたように思いました。季節に合わせたトークが展開され、トークに絡めた選曲というのも意識されていた工夫があり良かったです。STVラジオらしくないという紹介がありましたが、今まで聴いてきた番組とはちょっと違い、今っぽさがある新しい雰囲気を感じましたし、遊び心も感じられるような内容だと思いました。力まず自然体で聴くことができた良い番組でした。

●大人の人にも合うようなテイストで良い選曲で、すごく洒落ていました。2曲連続で音楽が流れるというのは、ちょっとFMっぽいと感じました。13時台は音楽と曲の構成で、心地良く聴けたので、他の作業をしていても順調に進めることができました。パーソナリティのトークも良い意味でゆるくて、邪魔しない感じでした。トークテーマである「勘違い」で、リスナーがすぐに呼応して、風林火山と風鈴火山のような漢字の間違いがよくあると思って、ふっと笑いが起こりました。まさにラジオの双方向性みたいなことで、レスがすごく早くて、心地良いなと思いました。「ピックアップ!シネマ」のコーナーは週末に向けた映画紹介、まさに金曜日の午後のワイド番組に適したコーナーで、週末の予定が決まっていない人にとっては役立つ情報だと思いました。また、パーソナリティ二人のプレゼンが秀逸で、この映画を観てみたいと思いました。

●金曜日の午後に仕事や家事をしながら聴いている人が多く、肩の凝らない軽快なお喋りと音楽がとても楽しいと思えました。じゅんぺいさんの声がとても聴きやすくて、今朝丸さんとの掛け合いも非常に自然体で聴きやすかったです。番組で流れた音楽が1980年代の洋楽が多いような感じで、私にとっては懐かしくもあり、聴いたことがない曲でもテンポ良く、リズムに乗って、仕事や作業がはかどりそうな曲が多かった印象でした。「じゅんぺいのまど」では、海から偶然引き上げられた日本刀が歴史的発見か?というのは、わくわく感を感じながら聴いていました。結果として歴史的発見ではなかったですが、その結果が出るまでにいろいろな人が関わって、もしかしたらという期待があったということと、海のことやさまざまな活動に興味が広がった方が多かったと思うので、とても大きな成果があったのではないかなと思いました。地域でこつこつと活動している人たちや、こういった活動にスポットをあてて、とても良い話題提供ができていたと思いますし、今後もリスナーからのこういった話題提供を丁寧に受け止めて展開していくというのはすごく良いことだと感じました。

●冒頭の音楽2曲がスティービー・ワンダーとホイットニー・ヒューストンで、私にとって本当にストライクの曲で、どちらもさわやかで心地良いテンポで、午後のスタートに背中を押してもらえるような気持ちになりました。音楽は2時間通してかかった曲が知っている曲、知らない曲もふくめて、時間帯や番組とか内容に合った、センスの良い選曲だなと感じて聴いていました。映画レビューは、実際にあった事件であり、調べたら結果が分かるのでネタバレではないが、私は若干話し過ぎではないかなと感じました。映画の情報を一切入れないで観たいという方は結構いらっしゃるので、映画のレビューはちょっと慎重にしたほうがいいと思いました。

続いて、8月・9月の主要単発番組と事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和7年度第4回番組審議会を終了しました。
次回の令和7年度第5回番組審議会は、令和7年9月25日(木)に開催を予定しております。