マイナンバーカードの再交付に来た外国人に申請書誤交付 別の外国人の情報記載…見落とす 札幌市

札幌市は2025年6月24日、個人情報が記載された書類の誤交付が発生したと発表しました。
南区役所によりますと、3月31日、窓口に市民(外国人)が訪れ、「マイナンバーカードの有効期限が切れているので再交付を申請したい」と相談がありました。
申請書を発行するための依頼書を本人が記入し、対応した職員がシステムに登録したあと申請書を印刷しましたが、住所変更に訪れていた別の市民(外国人)の個人情報が記載された申請書を誤って印刷して交付しました。
6月16日に「3月31日に受け取った申請書ではインターネットによる再交付申請ができない」と申し出があり、申請書を確認したところ別の人の申請書を交付していたことが判明しました。
申請書には、氏名、生年月日、住所、性別、外国人住民の区分、在留期間などの情報が記載されていましたが、マイナンバーの記載はありませんでした。
南区役所は、申請書の交付手順を見直し、職員2人でチェックするなど、再発防止に取り組むとしています。
06/24(火) 20:12